政治そのほか速
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ネットニュースはどこからきて、どこに行くのか。皆さんと一緒に考えたい。
イベントのお知らせをさせて頂く。3月27日(金)の夜に、ゲンロンカフェにて「ネットニュース」に関するイベントを行うことになった。ゲンロンカフェは、東浩紀氏がプロデュースするイベントスペースだ。
出演者は、私、常見陽平の他、この「しらべぇ」主筆のタカハシマコト氏、「東洋経済オンライン」の編集者武政秀明氏と一緒に、ネットニュースの現在とこれからについて語り合う。2人は、私が心から信頼している、間違いないスキルとパッションの持ち主である。
ネットニュースで読まれる記事、支持される記事の書き方、サイト運営のコツなどプロ向けの話から、ネットニュースの裏話まで、何から何まで洗いざらい話すので期待して欲しい。
詳細と予約方法はこちらを読んでほしい。
実に感慨深い。というのも、ちょうどネットニュースの記事を書き始めて10周年だからだ。私はいま、40歳。「ライター」では、私よりベテランの方はもちろん沢山いるが、「ネットニュース」に限った中で言うならば実はベテランの方ではないかと思っている。
今回は、イベントの予告編的に、あくまで私が書き手として、また読み手として目撃してきたネットニュースの歴史を振り返ってみたいと思う。私はメディア論の専門家でも、ましてやネット系の人でもない。ゆえに素人っぽい記述が多々あることを含みお読み頂きたい。
■常見陽平がネットニュースライター初心者だった頃
私がネットニュースライターデビューしたのは、サイバーエージェント社が運営する「アメーバニュース」だった。立ち上げ当時から数年に渡り書いていた。10年前は、新聞社・通信社などではなく、ネットニュース運営会社発のオリジナル記事が配信され始めた頃だったと記憶している。
※画像はスクリーンショットです。
サイバーエージェントが運営する「アメーバニュース」が立ち上がったのにもちゃんと理由があって、当時ブログがブームになっていた頃だが、素人が書き続けるにはネタが足りなくなってしまう。そこで、ブログに引用しやすいニュースサイトを立ち上げよう、と。そんな理由だったように思う。
盟友・中川淳一郎の誘いで、私はライターになる。私は、書く場所ができるだけで嬉しかった。すべて匿名の記事だったが。
その頃から私が書くニュースというのは、キャリアに関するネタからエンタメ系など、まあ、今とあまり変わらなかった。…