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南米チリ南部で22日午後から23日にかけて噴火したカルブコ火山について、宇宙航空研究開発機構(JAXA)は27日、観測衛星「だいち2号」がとらえた上空からの火山の画像を公開した。
「だいち2号」は、搭載している赤外カメラで、森林火災や火山の噴火を上空からとらえ、被害を最小限に抑える目的のために昨年5月に打ち上げられた観測技術衛星だ。
噴火から4日経った25日午前1時48分(現地時間)に撮影されたセンサ画像では、先月4日に観測された画像と比べると、噴火にともなう火山泥流などによって地表の状態が変化したことが分かる。
また、上空に広がる噴煙でヘリコプターでは目視できない火口の様子も、衛星画像ではクレーターのくぼみがはっきりと確認できる。
JAXAは、噴火直前の21日から25日にかけて、カルブコ火山の噴煙が気流に乗って変化する様子をとらえた画像も公開している。