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スターフライヤーは3月27日、旅客システム(iFly Resシステム)のアプリケーション・サービス利用契約の解約を決議し、それにともなう特別損失として、3億5,000万円を計上したことを発表した。
同社は2013年度の業績悪化を受けて「SFJ経営合理化計画(2013-2014)」を策定し、国際線定期路線の運休を含む積極的な路線再編など抜本的な構造改革に取り組んでおり、現在も継続してコスト構造の改善、経営資源の効率的活用を推し進めている。
同社は国際線に使用するとともに将来的には国内線にも展開する計画のもと、アイビーエス・ソフトウェアサービス・ジャパンとの間で、iFly Resシステムについての利用契約を締結していた。しかし、事業ニーズの変化や現在のiFly Resシステムの利用状況等を総合的に勘案した結果、同アプリケーション・サービス利用契約を解約し、後年度の利用料金負担を削減することが最善であると判断した。
解約違約金を支払うことに伴い、2015年3月期において3億5,000万円の特別損失の計上を予定している。なお、2015年3月期の通期業績については現在精査中であり、業績予想の修正が必要と判断される場合は、直ちに開示するという。