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スペイン2大クラブによる伝統の一戦こと“クラシコ”は、バルセロナを執拗に敵視することでチームの闘争心をあおってきたジョセ・モウリーニョ監督がレアル・マドリードを去った一昨年夏以降、ピッチ外の舌戦よりもピッチ内の激戦が話題の中心となってきた。
バルサがホームでレアルを2‐1で下した現地22日の一戦でも、どちらが勝利を手にするか分からない互角の攻防が繰り広げられた一方、試合前には両チームのスペイン代表選手同士が和やかに抱擁を交わす姿が映されるなど、健全なライバル関係が印象付けられた。
この“クラシコ”を巡る変化には、バルサのスペイン代表DFジェラール・ピケも好感触を掴んでいるようで、母国のラジオ局『Cadena SER』のフットボール番組とのインタビューで、両チームの選手による前向きな関係について説明した。
「以前はバルサとレアルの選手の関係がドロドロになっていた時期もあった。だが、今やその関係は改善されており、それは先日の“クラシコ”でも見られた通りだ。あれはカメラ向けのジェスチャーではない。僕達の関係は良好かつ誠実なものだ」
ピケはさらに、最近の“クラシコ”の雰囲気を表す一例として、先日の試合中のレアルのポルトガル代表DFペペやマテウ・ラオス主審との微笑ましいエピソードも紹介している。
「コーナーキックの際、ペペが最近産まれた僕の次男について聞いてきたよ。彼はさらに、『俺ももっぱら家で子供達と過ごすことが多くなったもんだ』と言っていたね。彼だけではなく、マテウ主審もあらゆる事を質問してくるよ。彼はクリスティアーノ・ロナウドから文句を浴びせられている時でさえ、僕にミラン(長男)やサーシャ(次男)のことを聞いてきたくらいだからね」