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ドラマ「善徳女王」「赤と黒」のキム・ナムギルを主演に、最強の盗賊たちを描く韓国NO.1大ヒット映画『パイレーツ』が、初夏に日本公開されることが決定。本日3月13日のキム・ナムギルの誕生日に併せ、『頭の中の消しゴム』のヒロイン、ソン・イェジンや、コメディ俳優ユ・ヘジン、人気ガールズグループ「f(x)」のソルリなど、豪華スターが顔を揃えたポスタービジュアルが解禁となった。
韓国で866万人を動員、公開時に興行収入No.1を記録した本作は、朝鮮建国の直前が舞台。建国の証である黄金の“国璽(こくじ)”を積んだ船が、クジラと衝突。消えた国璽をめぐり、海賊と山賊、そして朝鮮開国勢力が海上で大激戦を繰り広げる、痛快なアクション・アドベンチャーだ。これまで映画で描かれることのなかった朝鮮建国の史実をもとに、ドラマ「チュノ~推奴~」の原作チョン・ソンイル×「ダンシング・クイーン」の監督イ・ソクフンがタッグを組む。
本作で、剣術に長けた山賊の頭、チャン・サジョンを演じるのは、日韓合作ドラマ「赤と黒」などで知られるワイルド系イケメンのキム・ナムギル。また、海賊団のカリスマ的女親分、ヨウォルを『私の頭の中の消しゴム』(’04)のソン・イェジンが演じる。
今回解禁となったポスターも、山賊チャン・サジョンと海賊ヨウォルの凛々しい表情が印象的なビジュアル。すでにチャン・サジョンというキャラクターは「キム・ナムギルそのもの」と評されており、ナムギル自身も「フィルモグラフィー史上、私の性格と最も似ている」と愛着が深い様子。
ユーモアを持ち合わせたキャラクターであるだけでなく、アクションも代役なしでこなした彼に対し、コ・ヒョンウン武術監督は「キム・ナムギルは元々アクションが上手な俳優。体を使うことができる。アクション動作の理解力が早い」と賛辞を惜しまない。
また、チャン・サジョンの右隣には、キム・テウ演じる朝鮮開国勢力の水軍長モ・フンガプ。サジョンと因縁の関係で結ばれた独眼の男だ。その奥にはイ・ギョンヨン演じるソマ。ソン・イェジン扮するヨウォルは、かつて海賊長であったソマに仕えていたが、欲望のままに生きる冷血なソマを見限って船から追放することになる。
そして、ヨウォルの左隣の少女が、「f(x)」のソルリが演じるフンミョ。可愛い外見とは裏腹に口調は乱暴で、ヨウォルの右腕ともなっている。さらに左奥が、喜劇俳優としての妙演が光るユ・ヘジン演じるチョルボン。元・海賊だったが、単身で山賊に転身したクセ者だ。
本作で、ソン・イェジンは大鐘賞映画祭「主演女優賞」、ユ・へジンが「助演男優賞」を受賞。火花散らす海上のバトルは、目が離せなくなりそうだ。
『パイレーツ』は初夏、TOHO シネマズ新宿ほか全国にて公開。
(text:cinemacafe.net)