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俳優の永瀬匡が主演を務める映画『ズタボロ』(監督:橋本一)の劇場ポスターが解禁となった。イケメンとしても人気の高い永瀬だが、今回のポスターでは顔は血だらけで、目のまわりはパンパンに腫れ上がり、まさにズタズタでボロボロな永瀬が鋭い目つきで見据える衝撃なビジュアルが完成した。
【関連】イケメン永瀬匡の顔がズタボロになったポスター画像拡大
人気作家・ゲッツ板谷が書いた「ワルボロ」の続編小説「メタボロ」&「ズタボロ」(幻冬舎文庫)を1つの映画として実写化した本作は、板谷自身の壮絶な不良高校生時代を赤裸々に描く青春ストーリー。
永瀬は体脂肪率3%になるまで肉体を作り込み、リアルなアクションシーンにスタッフからも「本当に殴り合いをしているかのようで、心底驚いた」と声があがったほど。撮影中、勢い余って永瀬の顔に本当にパンチが入ってしまい、左目がみるみる内に腫れ上がるというハプニングも。
キャスト・スタッフが一丸となってリアルな“痛み”の描写を追求した背景には、昨今の痛ましい事件などで、現代の若者が痛みを忘れていると危惧していた原作者・板谷の「本物の“痛み”がしっかり伝わる映画にして欲しい」という願いがあったから。
そんな板谷は、永瀬の衝撃的なポスターを見て「痛みと切なさとやさしさといった様々な事がダイレクトに伝わってきました。『あー今だからこそこれだ!!』と確信しました」と気合の入った仕上がりを絶賛している。