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ちゃんと戻ってくるのかしら…。「ドローンお遣い」が試せる期間限定ストアがオープン

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ちゃんと戻ってくるのかしら…。「ドローンお遣い」が試せる期間限定ストアがオープン

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 ちゃんと戻ってくるのかしら…。「ドローンお遣い」が試せる期間限定ストアがオープン

 
 未来のお店では、ドローンがショッピングを手伝ってくれるのかも。

 アマゾンが狙っているドローンの商業利用。それに対してアメリカでは着々と法律の整備が行われており、法案の第1弾が発表されて物議を醸しています。

 ただ日本にいると、ドローンを知っている人自体が多くないのも事実です。商業利用なんてまだ先の話だよ…と思っているそこのアナタ。日本でもドローンを使ったショッピングが体験できちゃうんですよ。

 
 動画を見る
 

 
 この黄緑色をしたドローンは、クロックスの新しいタウンスニーカー「norlin(ノーリン)」の軽さを表現するイベント「空中ストア flying norlin project」用に作られたもの。

 開発者に話を伺ったところ、既存のドローンをカスタマイズしたのではなく、全て自作したのだそうです。しかもドローンの動きは全て自動制御されています。誰かがコントローラーで動かしているわけではありません。お好みのシューズの色をiPadでタップするとドローンが飛び立つので、あとは見ているだけ。その間ドローンはシューズを取りに行き、ドローン下部に取り付けられたアーム状の磁石を使ってシューズをキャッチ。そのままネットの上まで運んでくるとシューズを放し、また発着位置へと戻っていくわけです。寸分の狂いもなくやってのけるなんて、賢すぎるだろ!

 この自動制御された一連の動きは、ミリ単位で取得した位置情報の活用と、これまた自作で作られた制御用ボードによって実現しているのだそうです。

 
 

ちゃんと戻ってくるのかしら…。「ドローンお遣い」が試せる期間限定ストアがオープン

 
 シューズが並んだ巨大なアクリル台に取り付けられた、「OptiTrack Prime 17W」というモーションキャプチャカメラ。

 
 

ちゃんと戻ってくるのかしら…。「ドローンお遣い」が試せる期間限定ストアがオープン

 
 そして、三次元トラッキングソフトウェア「Motive:Tracker」を使ってアクリル台の空間を細かく座標解析していきます。この展示では、どのルートをドローンが飛ぶか、あらかじめ9つの座標をプログラムして通過するコースを設計しておくそうです。

 
 ドローンの下部に取り付けられた制御用ボード。こちらへWiFiを使って飛行ルートや各ポイントで行うアクション(シューズを取る、または放す)を伝えているのだそう。ドローンが意図しない場所に飛んでいってしまえば、重大な事故につながりかねませんからね。ボタン一押しで簡単に動いたように思えた裏側では、安全性を十二分に考慮した綿密な設計と開発がなされていますね。

 実際に目の前でドローンの動きを見たところ、フワフワと空中で漂っている姿はどこか頼りない印象で、ちゃんと持ってきてくれるんだろうか…と心配してしまうほど。…

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