政治そのほか速
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3月4日、くらコーポレーション <2695> が2015年10月期第1四半期決算を発表した。売上高254億円(前年同期比8.8%増)、営業利益14億円(同27.7%増)、経常利益16億円(30.9%増)、四半期純利益10億円(同39.9%増)と増収増益となった。通期予想に対する当期純利益ベースの進捗率は33.0%となっている。
今年1月に販売した新商品「赤鶏ゆずうどん (税抜360円)」が好調、また、2014年11月から月ごとに「熟成まぐろフェア」等を開催、今年1月に行った「極上ふぐフェア」が好評だった。また、各イベントにおいて、子供をターゲットとした「ビッくらポン」を企画、「トミカ」、「リカちゃん」、「機関車トーマス」とコラボレーションしたことがファミリー客を引き寄せた。
また、2014年12月に、子会社「台灣國際藏壽司股份有限公司」が台湾台北市に「くら寿司」台湾1号店となる「松江南京店」をオープンし、現地のマスコミに多数取り上げられるなど初日から連日行列ができるほどの大盛況となった。
同グループは創業以来のコンセプトとして『四大添加物(化学調味料・人工甘味料・合成着色料・人工保存 料)』を完全に排除した商品を開発・提供している。
外食産業は、ガソリン価格の低下による家計の可処分所得の増加が期待されるものの、円安による 魚介類を中心とした原材料価格の上昇や、労働需給ひっ迫による人件費の上昇など、引き続き厳しい環境が続くことが予想されている。
(ZUU online)