政治そのほか速
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1899年(明治32年)のこの日、「商法」が公布されました。この法律は物の売り買いという狭い意味での「商業」を規定するだけでなく、会社についての規定やその活動である商取引全般の規定が含まれる、すべてのビジネスの根幹となる法律であり、たび重なる改正を重ねつつ、現在でも効力を持っています。
みなさんが就活において商法について意識することは少ないかもしれませんが、みなさんが一般企業に就職することになれば、その企業を規定しているのは商法から派生した会社法ですし、その企業の活動は商法の商行為に関する規定によって規制されます。いわば会社を会社たらしめているのがこの商法であり、意識するとしないとに関わらず、商法の存在なしにビジネスは成り立たないといっても過言ではありません。実際の商法の規定に精通している必要まではありませんが、コンプライアンス重視が叫ばれる現在のビジネス環境に対応するため、企業活動を商法が規定しているということくらいは覚えておきましょう。