政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
ただいまコメントを受けつけておりません。
あまり知られていないが、駐車場は事故が発生しやすい場所の一つ。コインパーキングや立体駐車場など、事例を挙げればきりがない。過去には、屋上の駐車場から車が保育園内に転落し、下敷きになった園児が死傷する痛ましい事故が発生している。
事故多し! “駐車場”における2つの注意点
事故が起きたのは、2002年9月18日の夕方。孫が通う愛知県名古屋市の保育園にワンボックス車で向かった男性(当時75歳)が、屋上に設けられた駐車場に車を進入させた際、運転を誤り柵に衝突。一度バックしたものの、慌てていたためアクセルとブレーキを間違えるなどして再び前進し、柵を突き破って約3.6メートル下の園庭に転落。迎えを待つなどしていた園児が下敷きとなり、3歳の女の子1人が死亡、さらにもう1人が重傷を負った。
ドライバーの男性は、業務上過失致死傷罪で罰金50万円の略式命令を受けた。また、女の子の両親が損害賠償を求めた裁判では、男性のほかに保育園を運営する社会福祉法人と代表理事、そして園長の個人的責任も認められ、4者に対し計約3600万円の賠償が命じられた(2006年2月15日名古屋高裁判決)。
事故の直接の原因は「男性が運転を誤ったこと」だが、そのほかに「駐車場の柵を強化するなどの事故防止措置が不十分だった」といった要因もあった。こういった事故を決して起こさぬよう、日頃から未然防止に努めることが大切といえるだろう。
制作協力/
株式会社マイト