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2015明治安田生命J1リーグのファーストステージ第3節が22日に行われ、サンフレッチェ広島と浦和レッズが対戦した。
リーグ戦開幕から2連勝の両チーム。ホームの広島は、浦和相手にリーグ戦5連敗中で勝利が欲しいところ。一方の浦和は17日にアウェーで行われたAFCチャンピオンズリーグの北京国安戦で敗戦し、中4日で今節に臨んだ。
広島は、19日に発表された日本代表メンバーから、MF青山敏弘とDF水本裕貴、バックアップメンバーのDF塩谷司とDF千葉和彦が先発。浦和もGK西川周作、DF槙野智章、FW興梠慎三がスタメン入りしている。
最初のチャンスは広島に訪れた。11分、柏好文が左サイドを抜け出して、エリア内に侵入しパスを選択。森崎浩司がそのパスを受けてシュートを放つが、槙野がブロックに入り、ゴール右に逸れた。さらに18分には、左サイドを抜け出した茶島雄介が中央へ切り込んで右足を振り抜くが、わずかに枠の左に外れた。
一方の浦和は20分、エリア前の中央から森脇良太が右足を振り抜くと、シュートは枠の左隅を突くが、GK林卓人が弾き出した。さらに22分、李忠成がエリア内左に抜け出してマイナスの折り返しを入れると、橋本和が合わせるが、ミートせずシュートは枠を大きく外した。
37分、塩谷のパスに反応した茶島が、エリア内左でシュートを放つが、枠をとらえられない。43分には茶島からのスルーパスを受けた佐藤寿人が反転してシュートを放つが、これもわずかに枠の右に逸れた。前半の終盤は広島が主導権を握り、チャンスを作るが決めきれずスコアレスドローで折り返す。
後半に入って47分、千葉からボールを奪った李が、そのままエリア内左からシュートを放つも、林が体を張ってセーブした。56分に浦和は李と石原直樹に代えて鈴木啓太とズラタンを投入。
61分に広島は、柏のパスを受けた青山が、エリア前から右足を振り抜くが、西川が弾き出した。浦和は64分に橋本に代えて加賀健一を投入し、早くも交代枠を使い切った。すると65分、エリア手前の正面でボールを受けたズラタンが、相手DFを背負いながらも反転してシュート。ボールはDFに当たりコースが変わり、ループ気味になるが、林がなんとかクロスバー上にかき出した。
広島は72分、佐藤を下げてドウグラスをピッチに送り出す。80分には右サイドのミキッチが中央へ切り込んで左足を振り抜くが、エリア内の槙野が頭でクリア。82分に茶島に代えて柴崎晃誠を投入した。
終盤は試合のペースが落ち、このまま終了。広島と浦和の連勝チーム対決はスコアレスドローで、勝ち点1を分け合った。
次節、広島はヴィッセル神戸と、浦和は松本山雅FCと対戦する。
【スコア】
サンフレッチェ広島 0-0 浦和レッズ
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