政治そのほか速
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様々な猫の飼育書に、猫の知能は2~4歳と書いてある。もちろん書籍によってバラつきはあるのだが、だいたいそれくらいの年齢とのこと。確かに我が家の猫を見ていても、本当に賢いなと思うことが多々ある。ということで、今回、猫がどれほど賢いのか、猫用の知育玩具を使って調べてみることにした。
実際の商品がこちら
今回使用する玩具の商品名は、「ファンタジーワールド プチ・ピラミッド」。価格は、690円(3月11日時点での税込み価格)だ。
実際の商品がこちら。赤と青とあったのだが、今回は青を選んでみた。中に猫のご飯を入れて、猫がこのピラミッドを倒して、中のご飯を取り出すというものだ。
ご飯を入れてみる
さて、大好きなシーバを開封し、中に入れてみることにする。
透明なので、中に残り何粒入っているのか確認できるのが非常にありがたい。
中にご飯が入っていると気づいたうちの猫
ポン、と床に置いてみると、大好きなシーバの匂いに釣られて猫たちがやってきた。
匂いはするのに、何故食べられないのだろうと、不思議そうな顔をしている。何回か、筆者自身が手を使ってピラミッドを倒し、中からご飯が出てくる様子を猫に見せてみた。この様子を見て、どうやってご飯を外に出すのか、猫は理解してくれるだろうか……。
つついたり噛んでみたり……
どうやら上部に空いている穴からご飯が出てくるらしいとわかったうちの猫。つついたり噛んだりと、様々なことを試み始めた。
ちょっと噛んでみる
ちょっとお手手でつついてみる
そしてやっぱり噛んでみる
倒れた!!
そして苦戦すること約1分。ついに、ついにピラミッドが倒れたのだった。
無事に入り口が下になった状態で倒れたので、中からは大好きなシーバが出てきた。なお、予め死ぬほど床をふいておいたので、衛生面での心配はない。
めでたくご飯にありつけたうちの猫。しかしよく見ていただきたい。手前に怪しげな影が忍び寄っていることを……。
影の正体は、うちの兄猫。ずっとご飯が出てくるのを、狙っていたようだ。
人の手柄を横取りする兄猫
ご覧いただきたい、このズル賢そうな目つきを。ご飯を食べながらも、次のご飯はどこにあるかと、弟猫を狙っているではないか。
舌をしまい忘れるほど、次のご飯をどう横取りしてやろうか考えているようだ。自分では働くことなく、他人がご飯を出すのを待機していたとは、いやはや、猫の知能の高さには驚かされる。
横取りして全部食べちゃった!!
自分の力で出したご飯を、3粒ほど食べ終わった弟猫(左)。もっと出したはず……とあたりを探してみるが、すでに兄猫に食い尽くされた後だった。
「あれ……僕のご飯は……?」と、キョトンとした顔をしていた。
猫「僕はやらないんで、頑張って下さい」
もう外に出ているご飯はないと悟った弟猫。すぐさま第二次ご飯出し作戦を開始していた。
そしてすぐ傍には兄猫が待機。「あ、僕はやらないんで、頑張って下さい」という顔をして見守っていた。
知育玩具を上手に使いこなした弟猫。非常に頭が良い猫であることがわかったが、それ以上に知能が高いのは実は兄猫であったという実験結果が、今回のレポートで得られたのだった。
<作者プロフィール>
うだま
猫好きの人妻アラサー。猫の漫画や日常の漫画をよく書く。
猫ブログ「ツンギレ猫の日常-Number40」は毎朝7時30分に更新している。
ツイッターでは常に猫への愛を叫び続けている。下ネタツイートは最近控えるようにしている。