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特急「しらゆき」に使用される車両E653系の臨時列車「特急『しらゆき』の車両体験号」が8日、信越本線新潟~脇野田間で運転された。びゅう商品専用の臨時列車で、参加者はひと足早くE653系1100番台の車内を体験した。
E653系「特急『しらゆき』の車両体験号」が信越本線を走行
特急「しらゆき」は3月14日のダイヤ改正でデビュー。上越妙高駅(脇野田駅から改称)で北陸新幹線と接続し、新井・上越妙高~新潟間で計5往復運転される。
E653系1100番台は計16両(4両編成を4編成)投入予定とされている
使用車両のE653系1100番台は4両編成(指定席2両・自由席2両)。日本海と青い空、日本海に沈む夕日をイメージした外観となり、車内は北陸新幹線E7系・W7系の普通座席に使用されるデザインに近いものを採用。北陸エリアから新潟エリアまで、車内イメージに連続性を持たせるように工夫されたという。
8日の臨時列車「特急『しらゆき』の車両体験号」に使用されたのはE653系H202編成。往路は新潟駅を9時31分に発車し、新津駅・東三条駅・長岡駅に停車しながら3時間かけて信越本線を走行。脇野田駅には12時26分に到着した。新駅舎や自由通路を見学する時間が設けられた後、13時32分に脇野田駅を発車。復路は脇野田~新潟間を約2時間で走行し、新潟駅には15時41分に到着したという。
定期列車の特急「しらゆき」は、上越妙高~長岡間1時間強、上越妙高~新潟間はおおむね2時間前後で結ぶ予定。北陸新幹線から特急「しらゆき」へ乗り継ぐと特急料金が割引となり、金沢駅から利用した場合の運賃・特急料金(通常期)の合計は柏崎駅まで7,860円、長岡駅まで8,840円、東三条駅まで9,160円、新潟駅まで1万130円とされている。