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指揮官をようごしたペペ [写真]=Getty Images
公式戦22連勝を達成すると共にFIFAクラブ・ワールドカップを制覇し、有終の美を飾った昨年末から一転、リーガ・エスパニョーラではバルセロナに首位の座を明け渡し、チャンピオンズリーグではあわや決勝トーナメント初戦で敗退という薄氷を踏む思いをするなど、わずか3カ月で状況が一転したレアル・マドリード。
当然ながら、これまで称賛を浴び続けてきたカルロ・アンチェロッティ監督も、手のひらを返したかのように批判を受けており、解任を望むサポーターの声も出始めている。
だが、ポルトガル代表DFペペは、カルロ・アンチェロッティ監督はチームにとって絶対に必要な存在だと確信しているようで、ハードボイルドで知られるジョゼ・モウリーニョ前監督とは対照的にソフトタッチとして見られる現指揮官を擁護した。
「カルロ・アンチェロッティ監督が続投するべきであることに疑問の余地はない。彼の指導が甘いと言うのは、何の意味も持たない。彼はもの凄いキャリアを有しており、僕達に本当に多くの事を要求してくる。実際、カルロ・アンチェロッティ監督はモウリーニョ監督よりも厳しい練習を課してくるくらいだからね。その一方で、『ペペ、君は速くてて強い。そのうえ状況判断もいい。そのクオリティがあるのだから、集中して積極的にプレーするんだ』と叱咤激励してくれる。彼のような指揮官に巡り合えたのは幸運だ」
ペペはまた、昨シーズンはチームをチャンピオンズリーグとコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)の2冠に導いたアンチェロッティ監督の、タイトル獲得だけに止まらないクラブへの貢献を強調した。
「アンチェロッティ監督は、ほんのわずかな期間で僕達に無数の幸せをもたらしてくれた。僕はモウリーニョ監督がチームにいないのを寂しく思ったりしない。時代は移り変わるものだからね。モウリーニョ監督がチームを率いていた時、僕達はどのスタジアムに行っても人々から憎まれていると感じていた。だが、アンチェロッティ監督が指揮を執っている今、レアル・マドリードは偉大なクラブとして再認識されるようになった。彼のお陰で、僕達は悪いイメージを払拭することができたんだ」
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