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[3.21 J2第3節 札幌2-1福岡 札幌]
アビスパ福岡は敵地でコンサドーレ札幌に1-2で敗戦。アジアの壁と呼ばれた井原正巳新監督を迎えた今季だが、開幕3試合で7失点と守備が崩壊。3連敗と厳しい船出となっている。
最終盤に痛恨のミスが出てしまった。1-1で迎えた後半44分、GK笠川永太がエリアの外に出てボールをコントロール。中盤まで持ち上がり、ビルドアップを試みる。しかし出したパスはミスキックとなり相手MF福森晃斗の足もとに転がる。笠川は懸命に戻ったが、福森のロングシュートは無情にも無人のゴールへと吸い込まれていった。「ボールを見ていたら転がってきた」。福森のヒーローインタビューが響き渡る会場を、笠川はうつむきながら、ベンチ裏へと引き上げていった。
札幌は前半15分、FW都倉賢が左サイドから切り込むと、目の覚めるようなミドルシュートをゴール左隅に収める。昨季の年間ベストゴールFWが、今季初ゴールとなるスーパゴールを突き刺し、先制に成功した。後半12分にはFW坂田大輔にゴールを許し、同点とされたが、今季より川崎Fから加入した福森が土壇場弾。今季ホーム初勝利で2勝目を挙げた。
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