政治そのほか速
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
◇ナ・リーグ ジャイアンツ1―0パドレス(2015年4月9日 サンディエゴ)
ジャイアンツは延長戦で同地区のライバルであるパドレスに競り勝ったが、この試合でジャイアンツのアンヘル・パガン外野手(33)とパドレスのデレク・ノリス捕手(26)がお互いの感情をむき出し、激しい言葉を交わす場面があった。
【写真】11回、右前打を放つ青木
両軍得点なく迎えた9回、パドレスのマウンドにはこの回から移籍してきたばかりの守護神・キンブレルが上がった。打席にはパガンが入り、初球のストレートは低めに外れてボール。2球目を待つ前に手袋を直したパガンは次の瞬間、打席内に落ちていたガムを捕手・ノリスの足元に放った。
ノリスは立ち上がり、そのガムを足で払うと再び腰を下ろしたが、パガンは次の投球に備える素振りは見せず、ノリスに何やら言葉を浴びせていた。
その後、ノリスもこのパガンの“口撃”に応戦。球審が両者の間に入って注意を与えた。何とか事態は収まったが、直後にキンブレルが投じた2球目は156キロのブラッシュボール。球場内は異常な盛り上がりを見せた。
試合後に頭が冷えたパガンは「アドレナリンが出ているとあのようなことが起こる」とコメント。一方、ノリスは「ガムを足元に投げつけられたなんて経験がない」と、むっとしたままだった。
イタリアの名門インテル・ミラノが、FC東京の日本代表FW武藤嘉紀(22)の獲得に乗り出していることが9日、分かった。関係者によれば、インテルは武藤の実力とスター性を高く評価。身分照会を終え移籍金も提示済みで、今後、正式オファーとなる可能性もある。武藤に関してはプレミアリーグの名門チェルシーからの正式オファーが8日に判明したばかり。他にも複数の欧州クラブが獲得に興味を示しており、今後激しい争奪戦が繰り広げられそうだ。
【写真】武藤もこの仲間に?長友(前列中)らインテル・ミラノイレブン
チェルシーだけではなかった。武藤の獲得に向け、別の世界屈指の名門が動いていることが判明した。FC東京関係者は「既に複数クラブから獲得の打診が来ている」と明かしていたが、その一つがセリエA優勝18回を誇るインテル・ミラノだった。関係者によれば、武藤の実力はもちろん、そのスター性も評価しているという。身分照会にとどまらず移籍金の提示も行っていることから今後は正式オファーに発展するとみられる。
日本代表DF長友も所属するインテルはここ数年は低迷しているが、イタリアで唯一2部への降格がない名門だ。09~10年シーズンには現在チェルシーを率いるモウリーニョ監督の下で欧州CL、リーグ、イタリア杯の3冠を達成するなど、世界屈指の強豪として知られる。今季途中にはマンチーニ監督が就任。復活を期す来季に向けてオフには大型補強を画策しており、その中で日本のスターにのし上がった武藤に白羽の矢が立った。
8日にプレミアの強豪チェルシーが今夏の獲得に向け正式オファーしたことが判明。一夜明けたこの日は東京都小平市のクラブハウスが“武藤フィーバー”に揺れた。民放全局を含む記者約50人が集結。クラブ関係者は「長友の時以来」と、くしくもインテルに所属する長友がFC東京在籍時に欧州移籍と騒がれた時を思い出して目を細めた。
渦中の武藤はこの日、首と右腰を痛めた4日の甲府戦後は初めて全体練習に合流し、紅白戦を含む全メニューをこなした。その後は患部を入念にマッサージ。「腰は大丈夫だけど首にまだ少し痛みがある」というものの、12日のアウェー湘南戦に向け「試合には問題ない」と出場の意欲を示した。チームはリーグ戦で2連勝中で、首位浦和に勝ち点差2の2位と好調をキープ。「チームの流れは凄く良い。勝って流れに乗ることが大事。負けないことではなく、とにかく勝つことにこだわってプレーしたいと思います」と力を込めた。
当面は「ファーストステージで優勝することに全力を注ぐ」と目の前の一戦に集中するが、チェルシー、インテル以外にも興味を示しているクラブもある。日本の若きスターは、一気に今夏の移籍市場の注目の的となった。
【ニューヨーク=畑中祐司】ヤンキースの田中将大投手(26)が7日(日本時間8日)、メジャー2年目で初めて地元メディアからバッシングを受けた。4回5失点KOを喫した開幕戦から一夜明け、ニューヨークの新聞は厳しい論調で報道した。
【写真】4回5失点で開幕戦黒星となったマー君
結果以上に、球速90マイル(約145キロ)以下に抑えた投球スタイルに批判が集まった。1面で地元メッツの勝利を報じたデイリー・ニューズ紙は、裏面で田中について「WHO IS THIS GUY?(この男は誰だ?)」と刺激的な見出しをつけた。13勝を挙げた1年目との違いを皮肉る意味合いが込められている。見開きの中でも「速球がなければエースをつかめない」と論評した。
批判の種は開幕前からあった。“技巧派”に転じた田中に、ライバルのレッドソックスなどで通算219勝を挙げたペドロ・マルティネス氏が「万全の状態だとは思えない」と話すなど、好意的な意見は少なかった。シーズン初登板でKOされたことにより一気に火が付いた形だ。
チームはこの日、試合はなく、開幕前に2度の休日返上をしていた田中も完全休養に充てた。次回は12日(同13日午前9時5分開始)の本拠地でのレッドソックス戦に登板予定。開幕投手を務めたことで周囲の目はより厳しいものになるが、結果ではね返すしかない。
(セ・リーグ、ヤクルト2-1中日=延長十回、2回戦、1勝1敗、8日、神宮)竜の連勝は「7」でストップした。体感では氷点下(?)のマウンドに、浅尾が立ち尽くした。今季6度目の登板で、打たれた2本目の安打が田中浩のサヨナラ打。「ボール先行で、ストライクで勝負しなければいけない展開になってしまいました」と悔しさを隠さなかった。
対照的にサヨナラ負けのスコアボードをチラリと見た谷繁監督は、ポーカーフェースを装った。
「打たれることもあります。(連勝が止まって)チームの変化はありませんよ」
この敗戦よりも、むしろ接戦の連続がチーム力をアップさせていると確信している。今季の4敗のうち3敗が延長戦でのサヨナラ負けだが、延長戦でのサヨナラ勝ちも2度。接戦に持ち込む粘りがある限り、セ界の中心に竜がいる。
ボルシア・ドルトムントは7日、延長戦の末にホッフェンハイムを下し、DFBポカール準決勝に駒を進めた。フル出場したMF香川真司に対するドイツメディアの評価は厳しいものが目立っている。
立ち上がりにミドルシュートを狙う場面もあった香川だが、40分には決定機を生かせなかった。『ルールナハリヒテン』は、そういった部分に物足りなさを感じているようで、香川に「4」のチーム単独最低評価。次のように記した。
「(ブンデスリーガ前節)バイエルン戦では、メンタルの回復もかねて温存されたが、先発に復帰した。大きなチャンスになんとかたどり着けたが、フィニッシュには持ち込めず(40分)。(本来持っている)プレーメーカーとしてのクオリティーを、彼は長い間隠しているようだった。決心が足りず、そのために多くのプレーが遅くなっている」
『WAZ』の採点も「4」。活躍は部分的なものだったという見解だ。
「(ピエール=エメリク・)オーバメヤンへの浮き球の縦パス(37分)や(イルカイ・)ギュンドアンとのワンツーなど、ちょっとした見せ場をつくった。しかし、ボールを持つと常に少々落ち着きを欠いていた。そのため、何度か良いチャンスを逃している」
『レヴィアシュポルト』は及第点となる「3ー(マイナス)」を付け、評価している部分もあるようだ。
「先発に戻り、チームを活性化させた。オーバメヤンのシュートチャンス(37分)を演出した場面が、前半における彼のベストプレーだった。後半はギュンドアンとの美しいワンツーを見せたが、その後は消えてしまった」
疲れを見せながらも最後までプレーした香川。リーグ戦次節ボルシア・メンヒェングラッドバッハ戦では、どのような活躍を見せるだろうか。
(※ドイツメディアの採点は1が最高、6が最低)
(C)Goal.com