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イングランド・プレミアリーグのリバプールを率いるブレンダン・ロジャース監督が、来季は再びタイトル獲得に向けて挑戦すると意気込んでいる。
リバプールは昨季、24年ぶりのリーグ優勝まであと一歩に迫ったが、最終的に2位でシーズンを終えた。今季こそプレミア制覇の夢を叶えようと夏に大量補強を敢行したものの、FWルイス・スアレスを失ったチームは年間を通して安定した戦いを見せることができず、チャンピオンズリーグ出場権獲得も危うい状況のまま残り5試合となっている。
英紙『デイリー・ミラー』でロジャース監督は「私がここへ来たときは長い道のりだと思ったよ。クラブは8位だったし、リーグ優勝の話すらできなかった。挑戦できなかったことにこれほど失望するというのは、それだけクラブが前進したという印だよ。
もちろん、チャレンジすることがなくなれば残念なことだ。だから我々は再び前進していけるという大きな望みをもてる。将来に疑いはない。ただ受け入れるのではなく、戦い続けることが重要だ。我々は選手を成長させる方法を見出さなくてはならない。このクラブには私をハングリーさせる何かがあるし、ここでの時間が尽きない限りは走り続けたいと思う」と前向きな姿勢を強調。
また、来シーズンの展望については「私が最初にここへ来たときと同じように、得点力を向上させる必要がある。それをまず解決するためにも、適切な選手を見つけなければならない。ビッグサマーになるだろうね」と、さらなる補強を見据えていた。
パリ・サンジェルマンの会長を務めるナセル・アル・ケライフィ氏が、フランス紙『ル・パリジャン』のインタビューに応え、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)の規則を批判した。28日付のイギリス紙『デイリーメール』が伝えている。
FFPに抵触したパリSGは、2014年夏の移籍市場で移籍金への規制を課せられていた。そのため、当時レアル・マドリードに所属していたアルゼンチン代表MFアンヘル・ディ・マリアの移籍金を支払うことができず、マンチェスター・Uに獲得されることとなっていた。
ケライフィ会長は「FFPはパリSGだけの問題ではなく、ドイツ、スペイン、イタリアであろうが、全てのクラブの悩みの種だ。今やUEFA(欧州サッカー連盟)の大きな問題になっている。彼らはこのルールを変えなければならない。そうしてくれると信じている」と規則の改変を求め、「昨年、(移籍市場において)我々はハンディキャップを抱え、明らかにゆっくりと動いた。罰則がなければ、ディ・マリアはパリSGに来て、プレーしていたはずだ」と、ディ・マリア獲得の可能性を言及している。
オーストリア・カップ準決勝が28日に行われ、グレーディヒとU-22日本代表FW南野拓実の所属するザルツブルクが対戦した。南野は先発出場している。
前半は両チームともにゴールを奪うことができず、スコアレスドローで折り返す。後半に入って65分、エリア手前右でパスを受けた南野が、中央へ切り込んで左足を振り抜くと、強烈なシュートは枠の右隅に飛ぶが、相手GKに弾き出された。
74分、ザルツブルクの先制で試合が動く。味方のスルーパスから、ワンタッチでエリア内に抜けだしたニルス・クアシュナーが、右足でシュートを放つも、右ポストに直撃。こぼれ球を相手DFがクリアを試みるが、ボールはクロスバーに当たり跳ね返る。そこに再びクアシュナーが反応すると、シュートはまたもクロスバーに当たるが、今度はそのままゴールに吸い込まれた。
さらに78分、ロングパスからペーター・アンカーセンがエリア内右に抜け出して折り返しを入れると、マルセル・ザビツァーが右足で合わせる。一度は相手GKは阻まれるも、こぼれ球を押し込んでゴールネットを揺らした。ザルツブルクがリードを2点に広げる。
試合はこのままタイムアップを迎え、ザルツブルクが敵地で2-0の勝利。オーストリア・カップ決勝へと駒を進めた。
【スコア】
グレーディヒ 0-2 ザルツブルク
【得点者】
0-1 74分 ニルス・クアシュナー(ザルツブルク)
0-2 78分 マルセル・ザビツァー(ザルツブルク)
ロビン・ファン・ペルシは新シーズンでもマンチェスター・ユナイテッドに残りたいと望んでいるようだ。
オランダ代表ストライカーにとって、来季はオールド・トラフォードでの契約最終年となる。そのため、2012年に2400万ポンド(約30億円)でアーセナルからユナイテッドに加入したファン・ペルシは、夏の移籍が噂されているところだ。
6連勝で勢いに乗っていた期間に負傷離脱していた同選手は、ルイス・ファン・ハール監督の構想の中心から徐々に外れているとみられている。だが、『デイリー・メール』によるとファン・ペルシは同監督に残留を希望することを伝えたという。
今季は25試合に出場して10得点を挙げているが、ユナイテッドは同じオランダ人のメンフィス・デパイなど前線の補強を画策しており、来季はファン・ペルシがレギュラーの座を確保することはより難しくなると思われる。
ヘルタ・ベルリンに所属するFW原口元気が、ユニークな起用法をされている。28日付のドイツ紙『ビルト』が報じた。
25日に行なわれたブンデスリーガ第30節で、ヘルタ・ベルリンはバイエルンと対戦。左サイドで先発出場した原口だったが、後半は右サイドにポジションを移していた。
同紙によると、ヘルタ・ベルリンを率いるパル・ダルダイ監督は、ドイツ語が苦手な原口への指示が出しやすいよう、常にベンチに近いポジションに同選手を起用したという。
現在39歳の若き指揮官、ダルダイ監督は「前半は左、後半は右サイドで起用した。守備に関する指示を出しやすくするため、元気が常に私の近くに来るように配置している」と、この起用法を認めた。
試合には0-1で敗れたものの、ドイツメディア『Sportal.de』は、「原口はヘルタのレギュラーの中で、ますますチームの中心を担う選手となりつつあり、それは彼がバイエルン戦で見せた、何としてもボールを奪ってやろうという、ものすごい強気なところからも分かる。ヘルタの選手の中では、最多となる一対一に挑み、そのうち半分以上で勝った」と、原口に高い評価を与えている。