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サッカー日本代表は27日午後7時半から、大分市の大分銀行ドームでの国際親善試合でチュニジアと対戦する。今月就任したハリルホジッチ監督の初采配で、6月に始まる2018年ワールドカップ(W杯)ロシア大会アジア予選に向けて再出発の試合となる。
日本代表は26日、試合会場で練習を公開し、ミニゲームやシュート練習で約1時間の最終調整を行った。乾(アイントラハト・フランクフルト)は前日に続き体調不良で練習に参加しなかった。
過去の対戦成績は日本の3勝で、国際サッカー連盟(FIFA)ランキングはチュニジア25位、日本53位。日本はチュニジア戦後、31日に東京・味の素スタジアムでウズベキスタンと対戦する。【大島祥平】
◇「早い展開狙う」戦術練習で徹底
実質的な戦術練習は2日間だけだが、ハリルホジッチ監督は26日の記者会見で「素晴らしい練習ができた。いろいろと変化を起こしたが、いい試合になると思う」と充実感をにじませた。
相手は高身長の選手が多く、空中戦では不利となるため「グラウンダーのパスを使って、速い展開で背後を狙う」と説明。前日練習でもワンタッチパスで縦に速く運ぶ様子や、ツータッチ以内に制限されたミニゲームが見られ、意識の浸透が図られている。
さらに、攻守両面においてこれまで以上に球際での激しさを求め、「メンタル面はもっと勇気を持って、もっとアグレッシブにいってほしい」と繰り返した。
布陣は「説明するには1、2時間残ってもらう」として明らかにしなかったが、基本は「4−2−3−1」が予想される。「これまでたくさんプレーしてこなかった新しい選手を使う。2試合でできるだけ多くの選手をプレーさせたい」と話しており、個々の能力に加えて新しい組み合わせなども試す機会となりそうだ。
その上で、単なるテストではなく「絶対に2試合とも勝たないといけない」と監督は宣言している。勝利への執念をどれだけ体現できるかも問われる試合となる。【大島祥平】