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追手門学院大は4日、アメリカンフットボール部の水野弥一総監督(74)が今月31日付で退任すると発表した。大学側が「コーチ2人に、部員に対して人権侵害にあたる言葉があった」として2人と来年度の契約を結ばないことを決めたのに対し、水野総監督が「強化方針が一致しない」と退くことになった。
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記者会見した大学側によると、昨年9月ごろから水野総監督の選んだコーチ2人が練習中、部員数人に身体的な特徴を指摘する不適切な言葉を使っていたという。12月から今年2月にかけて部員がスタッフの刷新を求めて練習をボイコットする事態にもなった。コーチ2人は「叱咤(しった)激励のつもりだった」と釈明しているという。
一方、記者会見に出席しなかった水野総監督は「(学生日本一に向け)中途半端なことをやるのは嫌なので、自分も辞めることにした」と説明している。
水野総監督は京大の監督として毎日甲子園ボウルを6度、ライスボウルも4度制している。2012年から追手門学院高アメフット部を指導。昨年、関西学生リーグ2部の追手門学院大総監督に就任し、1、2部入れ替え戦に進んだが、古巣の京大に敗れた。【藤田健志】