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【日本 2-0 アイスランド アルガルベ杯9・10位決定戦】
アルガルベ杯で決勝進出を逃し、9・10位決定戦に進んだなでしこジャパンは11日、アイスランド代表と対戦した。
これまでの3試合とは違ったメンバーを組んだ日本は、GK福元が今大会2試合目のスタメン。DFに右から有吉、岩清水、田中、上尾野辺、中盤の底に阪口と上辻、右サイドに安藤、左サイドに鮫島、2トップに永里と高瀬が起用された。
前半は何度もアイスランドゴールに迫りながら、なかなか決めきれない展開が続く。反対に中盤での不用意なパスミスを拾われてアイスランドに危ない場面を作られることもあった。
スコアレスのまま折り返し、迎えた後半開始から日本は3人を交代。上辻に代えて宇津木、永里に代えて宮間、高瀬に代えて大儀見を投入する。
すると48分、左サイドを突破した宇津木がエリア内に走りこんだ宮間にラストパスを送り、左足でゴール隅を狙った見事なフィニッシュ。後半から投入された2人がいきなり結果を出した。
さらに59分、再び左サイドを崩した日本は上尾野辺のクロスに再び宮間が飛び込み、最後は大儀見が押し込んで追加点を挙げた。
その後はチャンスこそ作るものの、アイスランド守備陣の粘りの前にゴールを奪えなかった日本は2-0で勝利。2015年のアルガルベ杯を9位で終えた。
後半も自分たちのスタイルにこだわるあまり、強烈なショートカウンターを食らう場面見られた。W杯連覇に向けて、なでしこジャパンに多くの課題が突き付けられた大会だったと言えるだろう。
日本は6月のW杯本大会を前に5月24日にニュージーランド戦、同28日にイタリア戦をいずれもホームで戦う。