[3.9 ポルトガルリーグ第24節 S・リスボン3-2ペナフィエル]
　
　　ポルトガルリーグは9日、第24節の2試合を行った。FW田中順也の所属するスポルティング・リスボンはホームでペナフィエルと対戦し、3-2で勝利した。田中は1月3日のリーグ第15節エストリル戦以来、9試合ぶりにベンチメンバーから外れた。
　
　　S・リスボンは前半5分、左CKの流れから相手DFがクリアしたボールをPA左からMFウィリアン・カルバーリョが右足ダイレクトボレーを決めて、先制点。さらにその3分後の同8分、DFジェフェルソンの左クロスをFWイスラム・スリマニがヘディングで決め、2-0と一気に突き放した。
　
　　しかし、S・リスボンは前半10分にDFトビアス・フィゲイレードが決定機阻止で一発退場となり、序盤で数的不利となった。すると、同12分にMFブラガに直接FKを決められ、1-2。同42分にも右サイドを突破され失点し、2-2で試合を振り出しに戻された。
　
　　その後はイエローカードが乱れ飛ぶ荒れた展開となったが、決勝点を挙げたのはS・リスボンだった。後半25分、右サイドからFWアンドレ・カリージョが上げたクロスをFWナニが頭で合わせ、勝ち越し。終盤に立て続けにペナフィエル2選手に退場者を出て、試合はそのまま3-2で終了。S・リスボンは2試合ぶりの白星を挙げた。
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