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セレッソ大阪のFWディエゴ・フォルランは12日、ウルグアイ代表からの引退を記者会見で発表した。母国各メディアはこれを機に、同選手の代表への貢献度を称えた。
南米でブラジル代表やアルゼンチン代表と言う強豪を前にしてフォルランは、13年に渡って112試合で36ゴールを記録した。得点王と同時にMVPに輝いた2010年ワールドカップ(W杯)ではウルグアイを4位に導き、2011年にはコパ・アメリカで優勝。コンフェデレーションズ杯参加へ大きく貢献した。
今年36歳を迎えるフォルランに対し、ウルグアイ紙『オバシオン・ディヒタル』の12日付き表紙は、代表チームを着た同選手を一面に載せ「彼はレジェンド」という見出しを使っている。
スポーツ専門紙でない『ラ・レプブリカ』でさえも表紙の半分はフォルランが埋め尽くし、「ビッグのさよなら」というタイトルで同選手を称えている。なお『エル・パイス』の表紙でも大きな写真が使われ「ディエゴ、ありがとう」と、感謝の言葉を捧げられている。
また『エル・オブセルバドル』の表紙では小さく取り扱われ、テキストもシンプルに「フォルランがウルグアイ代表に別れを告げる」と報じているが、ウェブ版の記事では「シンボルが引退した」と、ウルグアイ人にとってフォルランという選手が何を意味するか伝えている。