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【柏レイソル 2-1 山東魯能 ACLグループE第3戦】
AFCアジアチャンピオンズリーグのグループリーグ第3戦が17日に行われ、J1の柏レイソルはホームで中国の山東魯能と対戦した。
両クラブはGL第2戦をホームで迎えるも、結果には明暗が分かれた。柏はベトナム王者のビン・ズオンに5-1で大勝し、山東は全北現在モータースに1-4と敗れた。グループ首位の柏はホームで連勝を、勝ち点1差で追う3位山東はアウェイで白星を狙う。
試合が始まると、山東がまず攻勢に出る。2分、ゴール前に抜け出したFWモンティージョが相手GKと1対1になるも、菅野のファインセーブで得点を奪えず。直後のCKでも山東が直接ゴールを狙うが、GKに阻まれる。
柏は12分、右サイドを駆け上がったDFキム・チャンスが中央へグラウンダーのクロス。相手DFのクリアがポストを叩き、こぼれ球にFW武富が詰めるも相手GKのセーブに遭う。
16分には、キム・チャンスのスルーパスに抜け出したFWレアンドロが中央へ走りこむFW工藤へパス。GKと1対1になるも防がれる。
すると23分、柏に決定機。MF大谷がボールを奪って縦パスを送ると、工藤がエリア右から放った左足のシュートが相手DFに当たりコースが変わる。しかし、ゴール前に詰めていた武富が押し込み、先制ゴールを決めた。
柏は31分、右からのFKでMF輪湖が入れたボールにDF鈴木が頭で合わせるもクロスバーをたたく。
前半は1-0と柏がリードして折り返す。
後半に入ると、山東にいきなり得点機。51分、相手DFのクリアボールがモンティージョの足下に渡り、ダイレクトで右足を振り抜くと、ボールはゴール右上に吸い込まれ同点ゴールとなる。
その後は互いに体を張ったプレーで緊迫感のある好ゲームを展開する。チームとしてのクオリティーは柏の方が一枚上手だが、フィジカルで相手に劣り、なかなか壁を打ち破れない。
柏は69分に茨田からMF太田へ、78分に武富に代わってFWクリスティアーノを投入し、勝ち越しゴールを狙う。
すると後半アディショナルタイムに劇的な幕切れが待っていた。柏は相手GKのゴールキックを拾うと、素早くカウンターを仕掛け、最後は右からのクロスに頭で合わせた輪湖が決勝ゴールを流し込み、2-1で勝利を収めた。
柏は4月8日に行われる第4戦で山東と敵地で再戦する。