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東京都西東京市・早稲田大学東伏見三神記念テニスコートで開催されている「三菱電機・早稲田大学フューチャーズ国際テニストーナメント2015」(本戦3月16~22日/賞金総額 1万ドル/ハードコート)の本戦6日目は、シングルス準決勝2試合とダブルス決勝が行われた。
シングルスは前週の亜細亜大学国際オープン(東京・亜細亜大学日の出キャンパス/ハードコート)で単複を制した第1シードの仁木拓人(三菱電機)が昨年の全日本選手権優勝者で第5シードの江原弘泰(日清紡ホールディングス)を6-3 6-7(2) 6-2、ワイルドカード(主催者推薦枠)から勝ち上がっているインカレ室内チャンピオンの今井慎太郎(早稲田大学)が予選から勝ち上がってきたイ・チュハン(台湾)を6-4 6-1で破り、それぞれ決勝に勝ち進んだ。
ダブルス決勝は、第2シードの井藤祐一(ライフ・エヌ・ピー)/イがインカレ室内優勝ペアの今井/河野優平(早稲田大学)を6-3 3-6 [12-10]で下して優勝を飾った。
前週の亜細亜大学国際では小ノ澤新(イカイ)とのペアで準優勝だった井藤は、「先週の大会でも決勝まで勝ち進んだが、リードしていたにもかかわらず負けていたので、今週こそはと気合を入れて臨んでいた。今井選手と河野選手のプレーも素晴らしく、どちらが勝つかわからない紙一重の試合でしたが、勝つことができてとてもうれしいです」とよろこびを語った。
次週から始まる甲府国際オープン(1万ドル/ハードコート)に出場しているため、午前中には甲府で予選1回戦を戦って敗れたあとに早稲田に戻って決勝に挑んでいた河野は、「スーパータイブレーク10-9の自分のリターンミスが悔やまれる。自分としてはチャレンジしたショットだったがネットにかかってしまった」と悔しさをにじませた。
パートナーの今井は「接戦の中で今日は負けてしまったが、この経験を活かしていかないといけない」と語り、前週の1回戦で接戦の末敗れている仁木と対戦する明日のシングルス決勝に向けて気を引き締めた。
この大会は今年8大会開催される国際大会への入り口となるフューチャズ大会の第2戦目で、4週連続で開催される「大学シリーズ(亜細亜大学、早稲田大学、山梨学院大学、筑波大学)」の第2戦となる。
大会最終日の3月22日(日)は11時00分から、シングルス決勝が行われる予定。
【シングルス準決勝】
○1仁木拓人(三菱電機)[1] 6-3 6-7(2) 6-2 ●16江原弘泰(日清紡ホールディングス)[5]
○22今井慎太郎(早稲田大学)[WC] 6-4 6-1 ●26イ・チュハン(台湾)[Q]
【ダブルス決勝】
○16井藤祐一/イ・チュハン(ライフ・エヌ・ピー/台湾)[2] 6-3 3-6 [12-10] ●7今井慎太郎/河野優平(早稲田大学)[WC]
※[ ]数字はシード順位、WCはワイルドカード(主催者推薦枠)、Qは予選勝ち上がり
※写真は左からダブルス準優勝の河野優平、今井慎太郎、優勝の井藤祐一、イ・チュハン写真提供◎ワセダフューチャーズ実行委員
(テニスマガジン/Tennis Magazine)