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大阪府東大阪市がラグビーW杯開催地に決まり万歳する野田義和市長(右から6人目)ら=2日夜、大阪府東大阪市
全国高校大会の会場として知られる「聖地」、花園ラグビー場のある大阪府東大阪市が歓喜に沸いた。「ラグビーのまち」を旗印とする市が、庁舎内のホールでパブリックビューイングを実施。市民ら約350人が、日本ラグビー協会のウェブサイトを通じ生中継されたW杯開催地発表に固唾をのんだ。
東大阪市が選ばれると、大型画面の映像に「聖地花園 開催決定!!」のテロップ。大歓声と拍手に包まれ、祝福の垂れ幕が下りた。野田義和市長は「花園でやらなくてどこでやるんだ、という気持ちで頑張ってきた。これからも皆さんとスクラムを組んでまい進したい」とあいさつ。市長らは壇上で万歳三唱した。
一番乗りで市庁舎に来たという有友新三郎さん(76)は自治会長として誘致の署名活動にも尽力し、「努力が実った。感激です」。花園に高校ラグビーを見に行くという服部釉子さん(72)は「世界中から人が来るので、語学を勉強して私も助っ人になりたい」と声を弾ませた。