イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドは15日、ホームでトッテナムと対戦し、3-0で勝利を収めた。

　　4位のユナイテッドは、前半だけで試合の流れを決定づける。9分にMFマルアン・フェライニのゴールで先制すると、19分にMFマイケル・キャリック、34分にFWウェイン・ルーニーが追加点を挙げ、欧州チャンピオンズリーグ出場権を争うライバルに土をつけた。尚、2位のマンチェスター・シティは同節、敵地でバーンリーに敗れている。

　　英メディア『BBC』でユナイテッドを率いるルイ・ファン・ハール監督は「まるでラットレースだ。我々は現在、2位と2ポイント差まで近づいている。順位争いが熾烈になれば、我々とファン、そしてメディアにとって良いことだね。書けることも増えるだろう。

　　我々はこのような勝ち方を長いあいだ待ち望んでいた。トッテナムという強敵を相手に良いパフォーマンスを見せてくれたね。これがこのチームのベストだったかは確かではないが、我々はFAカップのアーセナル戦から立ち直り、チームとして機能しているところを示す必要があった。

　　ルーニーは試合前、チームメートを触発させる言葉をかけていた。ミーティングの場ではなかったが、主将の特権を生かし、クラブ全体にこのゲームの重要度を理解させようと努めていた。彼の働きには満足しているよ」とチーム全員でつかんだ勝利を喜んだ。

　　ユナイテッドは次節、アウェイでリバプールと対戦する。