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2015年F1オーストラリアGPの日曜決勝で、マクラーレン・ホンダのジェンソン・バトンは11位を獲得した。
【写真】フォース・インディアと接触するバトンのマクラーレン・ホンダMP4-30
ジェンソン・バトン 決勝=11位
「今日はいい一日だった。前とのギャップが大きいことには変わりないが、いい出発点になったし、レースをエンジョイできた。チェコ(ペレス)とちょっとしたいいバトルもできたしね」
「今日のレースは開発の面でも大きな意味がある。3周走っただけでは何も学べないが、レースディスタンスを走ったことで大量にデータを集めることができた」
「それに今日はコクピット内でいろいろ調整するなどして、僕自身がマシンに慣れるいい機会にもなった。パワー、ドライバビリティ、ダウンフォース、セットアップなどに関して、まだまだやるべきことは多い。でもこれから大きな前進を遂げる可能性がある。ひとつのエリアを改善することで、他も加速度的によくなっていくものだ。たくさんのエリアが向上し始めるんだ」
「厳しい冬だった。テストで走った最長のランがわずか12周だったんだ。だから今日58周を走れたのは大きな前進と言える。やるべきことが多いことは承知している。でも今日たくさんのことを学べたことで、次のレースに向けてたくさんのエリアを向上させることができる」
「もちろん11位に満足だなんて言わないけれど、前進したのは確かだ。今日完走できるとは思っていなかった。チェッカーフラッグを見て驚いたよ。そういう意味ではいい結果だった」
「入賞を逃したことは今の僕らにとってどちらでもいいことだ。今日は何回も他のマシンにラップされて、ライバルたちのクルマを観察することができた。メルセデスとフェラーリは別として、その他はコーナーでは僕らより圧倒的にいいとは感じなかった。フォース・インディアに関してはコーナーでは僕らの方が速かったし、レッドブルやザウバーは僕らとほぼ同じぐらいだった」
「僕はかなり燃料をセーブしていたから、ストレートではどのマシンもあっという間に遠ざかって行ったけれど、一部のコーナーでは抜かれた後に追いかけることができたんだ」
[オートスポーツweb 2015年03月15日]