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ハットで30点目のメッシ、ついにC・ロナウドを捉える…バルサは6発快勝で首位浮上
[3.8 リーガ・エスパニョーラ第26節 バルセロナ6-1ラージョ]
リーガ・エスパニョーラは8日、第26節3日目を行い、ラージョをホームに迎えたバルセロナが6-1の勝利を収めた。勝ち点を62まで伸ばしたバルセロナは、勝ち点61のR・マドリーをかわして首位に立った。
前日の試合で首位のR・マドリーがビルバオに敗れたため、この試合に勝利すれば首位に立つチャンスを得たバルセロナが、いきなり試合を動かす。前半6分、高い位置でボールを奪うと、MFシャビ・エルナンデスのスルーパスから抜け出したFWルイス・スアレスが右足アウトサイドで流し込んで、スコアを1-0とした。
その後は両チームともにゴールを脅かす場面を作りながらも、スコアはなかなか動かない。前半33分にはバルセロナがカウンターを仕掛け、スアレスのチップキックから最終ラインの裏へと抜けたFWリオネル・メッシがダイレクトでループを狙うも、惜しくもボールは枠を外れた。
1-0のまま後半を迎えると、同4分にバルセロナが追加点を奪う。シャビの蹴り出したCKをDFジョルディ・アルバがヘッドで合わせたシュートはゴールポストに弾かれるも、こぼれ球をDFジェラール・ピケが蹴り込んでリードを2点差に広げた。
さらに後半9分、PA内でスアレスがDFティトに倒されてPKを得ると、このプレーで2度目の警告を受けたティトが退場し、バルセロナが数的優位に立った。メッシが狙ったPKはGKクリスティアン・アルバレスにセーブされたものの、このPKがやり直しとなると、再びキッカーを務めたメッシは逆サイドを狙って今度はきっちりネットを揺らした。
リードを3点差に広げるだけでなく数的優位に立ったバルセロナは、後半18分にスアレスのシュートのこぼれ球をメッシが押し込んで4点目。さらに同23分にはメッシがハットトリックとなるゴールを落ち着いて流し込んで、スコアを5-0とした。今季の通算得点を30まで伸ばしたメッシは、得点ランクを独走していたC・ロナウドに並んだ。
後半35分にMFアルベルト・ブエノをPA内で倒したD・アウベスが一発退場となって数的同数になると、このプレーで得たPKをブエノが沈めてラージョが1点を返す。しかし、アディショナルタイムにスアレスが自身2点目を奪ってバルセロナが6-1で大勝した。
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