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■湘南ベルマーレ 2年前の経験値が最大のプラス材料、昨季の勢い持続で躍進を狙う
満を持してと表現するのが適当だろうか。湘南は曺貴裁監督が就任した2012年にJ1昇格を果たすも翌年降格し、再度戦いの舞台をJ2に移した。それでもチーム作りの幹は揺らぐことなく、攻守に躍動する“湘南スタイル”は育まれた。圧倒的な成績でJ2を制した昨季はその実りであり、と同時に、今季J1を勝ち抜くための布石だった。
自分たちのスタイルで結果をつかむ。すなわち、湘南スタイルの証明をテーマに掲げる今季、13人の新加入選手を含む28人の個性が集った。メンバーの入れ替わりこそあれど、チームのスタイルは幹を太くし、加えて人数分の個性が多彩な戦いのバリエーションを実現する。
2月のトルコキャンプをはじめ、帰国してからも実戦を通してチームの呼吸を整えてきた。ただ国内では非公開も多く、コンビネーションの熟成度やそれに伴う両ゴール前での精度は測りにくい。対浦和に焦点を当てれば、2000年代は1勝もできていない相性の面も初陣の懸念材料と言えよう。
だが常に成長を期する湘南にあって、過去の記憶も行く宛てを照らす。2年前の勝てなかった悔しさも、経験しているメンバーにとっては大きなモチベーションとなろう。
曺監督の下、メンバーは個々のコンディションや組み合わせ、ゲーム戦術などによって導かれる。スタメンとサブの別は優劣ではない。浦和に縁深い坪井慶介と山田直輝を含め、いまなおベールに包まれている布陣とあわせて、期待の膨らむ開幕戦だ。(隈元大吾)
■湘南予想スタメン
3-4-2-1
GK
秋元陽太
DF
遠藤航
アンドレ・バイア
三竿雄斗
MF
古林将太
菊地俊介
永木亮太
菊池大介
山田直輝
高山薫
FW
大槻周平
■浦和レッズ 今オフも大型補強を敢行、勝負のシーズンに臨む
浦和はミハイロ・ペトロヴィッチ監督が就任してから4シーズン目を迎える。指揮官としてはクラブ史上最長の在任期間となるが、それだけにタイトルを取れていないことに対するプレッシャーも強くなる。今年こそタイトルを取らなければならない。
そのためにシーズンオフには大量の選手補強を敢行。期限付き移籍から復帰した選手やユース昇格組なども含まれるとはいえ、12人もの新戦力を加え、2チームを作れるだけのチーム編成にして今シーズンに臨むことになった。
補強もこれまでの弱点を補う的確なものだった。昨シーズンは大黒柱の興梠慎三が腓骨骨折で離脱したことが大きく響き、前線でタメを作れる1トップの駒が足りないことを痛感したため、大宮からズラタンを補強。…