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初漫才を披露する「8.6秒バズーカー」=大阪・難波の劇場「なんばグランド花月」(NGK)での単独ライブで
リズムネタ「ラッスンゴレライ」でブレーク中のお笑いコンビ「8.6秒バズーカー」が23日、“笑いの殿堂”と呼ばれる大阪・難波の劇場「なんばグランド花月」(NGK)で初の単独ライブを開催した。デビュー1年未満、よしもと芸人“史上最速”でのNGK単独ライブで、「ラッスンゴレライ」に加え、新ネタの「ポリスオフィサー」「ストリートミュージシャン」を初披露し、先輩お笑いコンビ「藤崎マーケット」との約束である初の漫才にも挑戦。満席のファン858人から大きな笑いが起こった。
おなじみの赤いシャツを封印し、そろいの黒のジャケット姿でセンターマイクをはさみ行った初の漫才では、田中シングルさんが突っ込み、はまやねんさんがボケを担当。田中さんの「先輩のまねをしてもしょうがない。自分らの言葉で伝えなくては」との言葉通り完全オリジナルで、漫才終了とともにステージに現れた藤崎マーケットのトキさんは「練習時間のない中、良くやった。素晴らしい」と絶賛。その一方で「リズムネタ、まだやっていたろ。まだわからんのか、リズムネタは体ボロボロになる」と愛のあるダメ出しも忘れなかった
単独ライブは「8.6SecBAZOOKAA~なんばグランド花月“史上最速”単独ライブでラッスンゴレライ!~」と題して開催され、会場の全858席はつめかけたファンで埋まった。この日8.6秒バズーカーの2人は、リズムネタのイメージを払拭し、今後、生き残っていくため、一発芸、ものまね、謎かけ、モノボケ、手品と、漫才以外の“初もの”にも次々と挑戦。初の出オチとして、お笑いコンビ「バンビーノ」のネタ「ダンソン」をダンシンフィッソン族の衣装で披露し、笑いを誘うと、藤崎マーケットとコラボした「ラララライ体操」では、タンクトップにサングラス姿で“エクササイズ”してみせた。
ライブには、藤崎マーケットに加え、お笑いコンビ「トレンディエンジェル」の斎藤司さん、覆面ダンサーのひとりでできるもんさん、ヒューマンビートボクサーのAFRAさん、ダンスユニット「エクスプロージョン」もゲスト出演した。
なお8.6秒バズーカーは、来月4日に東京で初の単独ライブを新宿の「ルミネtheよしもと」で開催する。
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