俳優の及川光博さんが21日、東京都内で行われた特撮ドラマ「仮面ライダー」シリーズの映画最新作「スーパーヒーロー大戦GP　仮面ライダー3号」（柴崎貴行監督）の初日舞台あいさつに登場。幻の仮面ライダー3号に変身する黒井響一郎を演じた及川さんは、仮面ライダーV3からトロフィーが授与され「人生何があるかわからない」と喜び、V3と熱い握手を交わした。

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　同映画は、約40年前にお蔵入りになっていた仮面ライダー3号が、仮面ライダー1号、2号を倒した「最強のライダー」として登場する話題作。物語は、ショッカーが全世界を統治する現代を舞台に、ショッカーに属する悪の仮面ライダーと正義に目覚めた仮面ライダーとの戦いが描かれる。

　「（仮面ライダーは）子供の頃からの夢だった」という及川さんは「興奮しています」とノリノリで話し、「老いも若きも胸を熱くしていきましょう」と熱い言葉を客席に投げかけた。また現在、テレビで放送中の仮面ライダードライブに変身する泊進ノ介を演じた竹内涼真さんは「先輩ライダーたちと並べてうれしい」と話し、1987、88年に放送された仮面ライダーBLACKに変身する南光太郎役の倉田てつをさんは「（久しぶりの）変身シーンに血がたぎりました」と笑顔を見せた。

　舞台あいさつには及川さん、竹内さん、倉田さんのほか、中村優一さん、稲葉友さん、半田健人さん、天野浩成さん、内田理央さん、高田延彦さん、仮面ライダー1号、2号も登場した。