歌手のレディー・ガガさんが米国最大の音楽の祭典「第57回グラミー賞」で「最優秀トラディショナル・ポップ・ボーカル・アルバム」を受賞した。レッドカーペットでは大胆に胸元が開いたシルバーのロングドレス姿を披露したが、その際にガガさんを彩った艶やかなメークを手がけたメーキャップアーティストのサラ・タンノさんがテクニックやこだわりを明かした。
ガガさんがパフォーマンス前のレッドカーペットで着用したシルバーのドレスに「インスパイアされたわ」というタンノさんは、「モダンでゴージャスなドレスに合う“スモーキーアイ”が間違いなく美しいメークになると確信した」とイメージの発端を説明した。
また、“スモーキーアイ”を表現するために、まずは「(まぶたの上にのせたアイカラーとは別の色のカラーを)目尻の際とまつ毛の隙間(すきま)に埋め込んで深みを出し」「目の周りをアイライナーペンシルで囲い、ブラシでなじませ」「ファンデーションを顔の中心部から顔の外側に向かってなじませる」とポイントを解説している。
なお、ガガさんが妖艶なブラックドレス姿で“年の差60歳”というトニー・ベネットさんとのデュエットを披露した授賞式でのメークもタンノさんが担当。この日のメークアイテムには、ファンデーションからルージュまで、ガガさんが今年1月からCMキャラクターを務めている資生堂の「マキアージュ」が使用されたという。