若手の実力派女優・黒川智花（２５）が結婚していたことが９日、分かった。お相手は２０代の年上の一般男性で、今月に入って婚姻届を提出していた。親しい関係者にはすでに報告を済ませているという。妊娠はしておらず、今後も家事と両立させて仕事を続ける。小５から芸能活動を始め、芸歴は長いがこれまで一度も“浮いた話”が出たことのない清純派。第二の人生を歩む男性とは約２年前に知り合い、静かに愛を育んでいた。

　愛くるしい大きな瞳が魅力の黒川。レギュラー出演していた連ドラ「ＤＯＣＴＯＲＳ３」（テレ朝系）では、いつも元気で笑顔を絶やさない看護師役を好演。プライベートでは良き伴侶に恵まれ、人生の新たな門出を迎えていた。

　デビュー時から清純派のイメージで一度も恋愛関連で報じられたことがなく、初めての報道がいきなり結婚になる。関係者の話では、お相手は芸能界とは関係のない２０代後半の一般男性。知人の紹介で出会い、約２年の交際を実らせ、３月に入って婚姻届を提出した。ドラマでウェディングプランナーを演じたこともある黒川だが「挙式や披露宴はもう少し落ち着いてからのようです」（関係者）と明かす。

　以前、好きなタイプを聞かれた際、年上でくりぃむしちゅーの上田晋也（４４）の名前を挙げたこともある。だが、夫の顔について別の関係者は「全然似ていません」としている。

　小５で芸能界入りした黒川を一躍有名にしたのは、０３年にオンエアされた携帯電話のＣＭでベッカムと共演したことだった。その後も多くの出演作に恵まれ、昨年の「黒服物語」（テレ朝系）ではキャバクラ嬢を演じて話題に。芸域を広げ、若手の実力派として定評がある。

　消防署に勤める父親を持ち、若いころは両親から言われた「学業をしっかり。他人に迷惑を掛けない。浮ついて調子に乗らない」の３つの約束を守ってきた。さらに本人も何事もきちんとしないと気が済まないタイプ。友人へのバースデーメールは日付の変わる２４時ちょうどに送ることを徹底していた時期もあるほどだ。

　趣味は料理。自身のブログには「家でよく作るのは和食が多い」とも書いている。だんなさんをいたわるヘルシーな献立で料理の腕も存分にふるうことになりそうだ。

　◆黒川　智花（くろかわ・ともか）１９８９年８月１日、東京都生まれ。２５歳。亜細亜大卒。小５時に少女漫画誌「りぼん」のモデルグランプリ。小６でスカウトされ、現在所属の研音に。０２年ドラマ「愛なんていらねぇよ、夏」で女優デビュー。０３年、デービッド・ベッカムと共演した携帯電話のＣＭが大きな話題に。主な出演作にドラマ「雨と夢のあとに」「３年Ｂ組金八先生」「梅ちゃん先生」、映画「８・１」など。料理とキックボクシングが趣味。身長１６０センチ、血液型Ｏ。