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特別展観「天野山金剛寺の名宝」が始まるのを前に、京都国立博物館(京都市東山区)で3日、重要文化財「日月山水図屏風」など作品の数々が報道陣に公開された。
今回の目玉となる日月山水図屏風は作者不詳の15世紀の作品。桜や紅葉など山水の四季を金箔や銀泥を使い華やかに描いている。
大黒天立像は高さ約82センチで、左足で踏んでいる俵と像の内側にそれぞれあった銘文の撮影に今回成功。1336年、仏師慶春によって制作されたとみられることが判明した。
金剛寺は大阪府河内長野市の真言宗の寺。展示はほかに国宝3件、重文15件を含み、4日から29日まで。月曜は休館。