池上彰が、2月9日（月）に放送される特番『池上彰が今こそ日本人に教えたい実はみんな知らない日本』（テレビ朝日系列、19:00）で、実はみんなが知らない日本について徹底解説する。
　
　今年は戦後70年。節目の年にあたり、日本人が生まれながらに耳にしている言葉や当たり前に肌に馴染んだ習慣など、その意味を改めて考え、池上は真の日本の姿を伝える。まずは、『仏教・神道』について。多くの日本人が明確な宗教観を持たないとされる現代だが、葬式や墓に関することでは寺に世話になったり、初詣や受験、厄払いなどでは神に祈願したり、また、歴史的には新興宗教による大きなニュースも発生している。はたして日本人はどのように宗教と付き合ってきたのか。江戸時代に生まれ寺と家の関係性を決めた『檀家制度』の確立には、実はキリスト教が大きく影響していることや、「神」と「仏」という別の存在を同じように崇めることができる日本人の特異な気質など、真言宗の総本山、高野山でのロケ映像を交えながら池上が詳しく説く。
　
　他にも、『天皇制』や『教育』についても詳しく解説するほか、『日本語』についてでは、「漢字・ひらがな・カタカナ」の文字を使い分ける謎を。『日本国憲法』では、「憲法違反」にまつわるニュースや「解釈」問題について、そして『医療保険制度』では、WHOの医療システム評価で総合1位を獲得した日本の優れた保険と医療について解説する。