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俳優の松坂桃李、女優の戸田恵梨香らが3日、都内で行われた映画『エイプリルフールズ』(4月1日公開)の完成披露試写会に出席し、舞台あいさつを行った。
映画『エイプリルフールズ』でSEX依存症の天才外科医を演じた松坂桃李
本作は、脚本家・古沢良太と石川淳一監督のドラマ『リーガルハイ』コンビが再びタッグを組んだ作品。1年に1度だけ嘘をついてもいい日”エイプリルフール”に、小さな嘘をきっかけに街中で起こる大騒動が描かれる。総勢27人の豪華キャストが出演することも話題になっており、この日は石川監督をはじめ14人(戸田恵梨香、松坂桃李、ユースケ・サンタマリア、小澤征悦、菜々緒、大和田伸也、窪田正孝、寺島進、浜辺美波、山口紗弥加、高嶋政伸、矢野聖人、木南晴夏、富司純子)の主要キャストが集結した。
SEX依存症の天才外科医・牧野亘を演じた松坂は、「僕史上初のあり得ない役」とその役柄を説明した上で、「本当に下衆です。下衆の極みだなぁと」の自虐コメントで会場は爆笑。「監督が気持ちのいい環境を作ってくれたおかげですごくスムーズにやらせていただきました」と撮影を振り返った。
また、司会者から「初めてのことに挑戦したそうですが」と話を振られると、「前貼りしました」と明かし、「なかなか手ごわい。角度によってすぐにばれたりするので…そこの…こう…ポジショニングだったりとか。いろいろ試行錯誤して」と丁寧に説明し、再び観客の笑いを誘った。
剃毛も初体験したという松坂を前に、ユースケ・サンタマリアは「ちなみに桃李くんのヘアを剃ったのは僕です」と作品の世界観に合わせて嘘の告白をしつつ、「新しい桃李像ができた。後輩がこんな感じにどんどん成長していくのはうれしい限りです」と嘘とも本当ともとれる発言で盛り上げた。
一方、石川監督は、「一番意識したのは、豪華なメンバーが演じたキャラクターを観終わった時に『もうちょっと観たかった』『このままお別れするのは寂しい』と思っていただければ僕としては成功」とコメント。映画初監督作にして豪華キャストが出演することに触れ、「緊張しました。最初に決まった時に、こんな豪華なのでやって大丈夫なのかと思った」と当時の心境を伝え、「みなさんがキャラクターを僕が思っている以上にグングンのばしてもらって楽しく観れる作品になったと思います」と自信をうかがわせた。
左から矢野聖人、窪田正孝、小澤征悦、大和田伸也、高嶋政伸、富司純子、松坂桃李、戸田恵梨香、ユースケ・サンタマリア、菜々緒、寺島進、山口紗弥加、浜辺美波、木南晴夏、石川淳一監督