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――発行部数約260万部(一般社団法人 日本雑誌協会発表)を誇る最強の少年マンガ誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)。そんな「ジャンプ」の最新情報をさまざまな角度からレビュー!
「週刊少年ジャンプ」(以下、「ジャンプ」)2015年16号、表紙と巻頭カラーは今月21日より実写映画が公開となる『暗殺教室』。4週連続対談企画の3回目では、作者の松井優征と実写映画版の羽住英一郎監督が対談を行っている。加えて、今号では表紙のキャラ”殺せんせー”が喋るという一風変わった趣向も。これは、集英社が配信しているアプリ「殺せんせーの抜き打ちテスト」を使うと、スマートフォン上で表紙イラストの口が動くというもの。アニメ版の声優・福山潤の声で”殺せんせー”が喋ってくれて、ファンには嬉しい仕掛けとなっている。
今週の掲載順では『暗殺教室』以下、『ハイキュー!!』『トリコ』、2号連続センターカラーの第2弾『僕のヒーローアカデミア』、『食戟のソーマ』……と続く。上位陣のラインアップに大きな変化は見受けられない。一方で、先週急浮上した『火ノ丸相撲』と、新連載第3回で好位置にいた『改造人間ロギィ』がかなり順位を落としている。新連載陣にもアンケートの結果が反映される頃で、今後の動向に注目だ。また、今号では読切『赤毛のアチョー!!』が掲載されている。
今号の注目は、電子版である「少年ジャンプ+」にて購読できる、デジタル版「ジャンプ」に起こった変化について。これまでデジタル版では、本誌のマンガ以外の記事ページは掲載されなかった。しかし、今号では記事ページをデジタル版にも収録(一部未収録のものも)。さらに、デジタル版の読者アンケートでは「今後も記事ページは必要だと思いますか?」といった設問が設けられるなど、デジタル版への記事ページ収録を模索していることを伺わせた。
一方、記事ページのデジタル化では、デジタル”ならでは”の事態も起こっている。先述の通り、今号には『暗殺教室』原作者と映画監督の対談企画記事を掲載。しかし、この対談記事内に掲載された、映画『暗殺教室』の場面写真3枚中2枚が、デジタル版では真っ黒に黒塗りされているのだ。
通常、場面写真自体の掲載がNGであれば、すべての場面写真が黒塗りとなるはず。しかし、CGで描かれた”殺せんせー”が単独で写っている場面写真はデジタル版にも掲載されている。つまり、2枚の場面写真が黒塗りとなったのは、その被写体と関係があると考えられる。…