政治そのほか速
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今週13日発売の週刊誌「フライデー」(講談社)がスクープした、小泉今日子の“熱愛&個人事務所立ち上げ”報道が話題を呼んでいる。小泉は週刊誌「AERA」(朝日新聞出版/2014年4月21日号)のインタビューで「日本の芸能界ってキャスティングとかが“政治的”だから広がらないものがありますよね。この芸能界の悪しき因襲もそろそろ崩壊するだろうという予感がします」と発言。俳優の豊原功補との熱愛報道もさることながら、小泉が自ら個人事務所を立ち上げた事実が「AERA」での発言と相まって、芸能界関係者の間にさまざまな憶測を呼んでいるのだ。テレビ局関係者が語る。
「所属する大手芸能事務所との関係がこじれたまま強引に独立して、しばらく芸能界を干された芸能人は過去に多いため、小泉も同様の目に遭う恐れがあるのではないかと心配する声もあります。しかし、小泉さんと所属事務所バーニングプロダクション社長である周防郁雄さんの信頼関係を考えれば、その可能性はほぼないといっていいでしょう」
実際に個人でも十分やっていける実力のあるタレントが、従来通り大手芸能事務所に所属しながら個人事務所を設立することは珍しくない。その理由としては、節税対策や仕事の幅を広げるためなどであるが、小泉の場合は少し違うようだ。
小泉は15歳でデビューしてから、バーニングの屋台骨として事務所を牽引する存在。また、バーニングといえば業界内では「B」や「赤坂のB」などという隠語で呼ばれ、社長の周防氏はテレビ局をはじめとして芸能界に大きな影響力を持つことでも知られている。週刊誌記者が語る。
「小泉さんは周防さんの大のお気に入りで、デビュー当初から周防さんがボイストレーニングを勧めても小泉さんは『歌は技術で歌うものではなく、心で歌うものです』ときっぱり拒否したり、『フライデー』のカメラを前に歌手・藤井フミヤとのデートの模様を見せたりするなど、物怖じしない性格を貫いてきました。周防さんはそんな小泉さんの姿勢を気に入り、かわいがってきました」
だが、ここにきて小泉が個人事務所を設立したのには、周防氏との間の問題ではなく、バーニング内での別の動きが影響しているという。大手芸能事務所関係者が語る。
「要は、バーニング内の世代交代です。周防さんから、その息子である彰悟さんが少しでも早く社長の座を引き継ごうと動き始めたのです。タレント業だけでなく、業界の裏事情にも敏感な小泉さんは以前からその動きを察していて、1つの逃げ道として個人事務所を設立したのだと思います。もちろん、周防さんの容認の上です。周防さんから彰悟さんへの世代交代は、芸能界全体にも大きな影響を与えることが予想されます。何よりも彰悟さんは芸能界関係者の間で人望がない。その彰悟さんが近々バーニングの後を継ぐとなれば、同社を離れる関係者も多いのではないでしょうか。業界中がざわめきたっているは確かですね」
ここで不可解なのは、普段であれば今回の「フライデー」報道を後追いするであろうマスコミ各社が、一様に無視を決め込んでいる点だ。マスコミ関係者が語る。
「いまさら小泉さんの熱愛に、周防さんが四の五の口を出す気はないようですが、今回の件はバーニングの世襲問題も含んでおり、その話を蒸し返されるのを一番の問題視しているようです。バーニングにとっては極めてセンシティブな話なので、マスコミとしても下手にこの話題に触れると、のちのちバーニングにどんな仕返しをされるのかわかりません。そのため、どこも気を遣ってスルーしているのです」
小泉の熱愛、そして個人事務所設立という大スクープは、しばらくは奇妙な静寂に包まれたままになりそうだ。
(文=編集部)