政治そのほか速
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BSは、昭和レトロがちょっとしたブームだ。BSジャパンで毎週水曜夜8時の「武田鉄矢の昭和は輝いていた」が漫才コンビやすきよ、スーパーカー、ハイセイコーと、昭和を熱くした人、モノ、出来事を毎回ピックアップ。当時をよく知る関係者とともに司会の武田鉄矢が懐かしの秘蔵エピソードトークを展開している。
また、BS朝日「昭和偉人伝」(水曜夜9時)はそのタイトル通り、激動の時代を牽引した著名人たちの波瀾万丈の生き方を振り返っていく。俳優、國村隼の落ち着いたナレーションで、「男はつらいよ」の渥美清ら今は亡きスターの、今だからこそ明かせる秘話を取り上げる。同時代を生きてきた中高年には「そうだったのか」と感慨を新たにできる内容だ。
ドキュメンタリーだけじゃない。街角から聞こえなくなって久しい流行歌をもう一度という番組もある。音大出のコーラスグループ「フォレスタ」が懐メロを歌い上げる「BS日本・こころの歌」(月曜夜9時)は根強い人気番組となっている。真新しい演出はなく、正装したグループが折り目正しく、名曲を歌い上げていくだけだが、「お笑いタレントがうるさいだけの地上波バラエティーなんかより、ずっといい」とチャンネルを合わせる中高年が多いという。
「武田鉄矢の~」は次回18日放送で「ふろく・おまけ」を取り上げ、プロ野球カードなどがブームになった当時を振り返る。同日放送の「昭和~」は、「巨人の星」「あしたのジョー」「タイガーマスク」の生みの親で劇画原作者、梶原一騎に迫る。バラエティーに眉をひそめるより、どっぷりと昔に戻った方が楽しいし、それができるのは中高年の特権といえなくもない。