政治そのほか速
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2015年3月16日、香港の女優エレイン・ン(呉綺莉)が15歳の娘を虐待したと報道されたことで、香港メディアの報道は過熱する一方に。これについて著名コラムニストが警鐘を鳴らしている。中国紙・新聞晨報が伝えた。
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今月13日の金曜日という、偶然にもドラマチックな日に明るみになった今回の騒動。エレイン・ンは過去にジャッキー・チェン(成龍)と交際し、99年に女児を産んでいる。15歳になった娘のエッタ・ンさんが11日、通っている学校から警察への通報により社会福祉署に保護された。これについて香港メディアでは、エッタさんが母親に暴力を振るわれたと一斉に報道した。
数日を経て、騒動の真相が少しずつ明るみになってきている。エッタさんが教師に訴えたのは、毎日のように深酒して情緒不安定な母親の体を心配し、助けを求めてのことだったという。
香港のニュースサイトや新聞では、子供を虐待する様子を描いた図画資料などを添えて報道を繰り返している。警察側は未発表ながら違法薬物が押収されたとし、持ち主が確定されていないままにエレイン・ンが使用していたかのような報道も見受けられる。著名司会者でコラムニストのアイリーン・チャ(査小欣)氏は「あまりに不公平」「15歳の少女なら殴られても抵抗する体力がある」と過熱する一方の報道体制を批判している。
エッタさんに外傷は見られないが、5月初旬まで母親から隔離されることが明らかになっている。現在、世間の関心は今まで娘についてほとんど語らなかったジャッキー・チェンが、どのような反応を見せるかに移ってきている。(翻訳・編集/Mathilda)