女性アイドルグループ・Ｂｅｒｒｙｚ工房が３日、東京・日本武道館でラストコンサート「Ｂｅｒｒｙｚ工房行くべぇ～！」を開催した。プロデューサーのつんく♂（４６）が「ありがとう！おつかれ！」とメンバーをねぎらった。つんく♂のコメント全文は以下の通り。

　「１１年の活動が長かったのか短かったのか…。今日のステージを見てそう思いました。彼女たちがまだまだすべき事はたくさんあったとも思うし。でも、そう言いながらもやるべき事はきちんとやった。多分、作るべき曲は作ってきたけど、まだまだ歌わせたい曲はある、という気持ちなんだと思う」

　「僕のプロデュースしたグループの中で一番いろんな事にチャレンジさせてくれたのが彼女たち。そう思うのは、それだけいろんな種類の曲があるから。それだけ真剣に作ってきたから。シングルの量なんかで言うとシャ乱Ｑなんかより全然多いし」

　「子供だった時から、こうやって成人するまで曲と共に成長できた事は類を見ない経験値であり、そんなグループだと思う。アイドルとして、こんな長く一つのグループが継続したのは無いと思うしね」

　「約２時間半のステージ。今日のステージはメンバーのセルフプロデュース。曲順からセット、衣装にも本人たちがこだわって完成させました。最後まで１００点じゃないのがＢｅｒｒｙｚ工房ってやっぱり思ったよ。良い場面で人間味がめちゃ出る。ズコって。そういう所が癖になって味になって個性となってたんだなって改めて思いました」

　「ありがとう！そしておつかれ！少しはゆっくりできるんかな…。ＰＳ。最後の『Ｌｏｖｅ　ｔｏｇｅｔｈｅｒ！』のピアノ弾き語りの菅谷の歌はリズムから外れまくってたけど、今までで一番『歌』として心に入ってきました。ニューミュージックの大御所の歌手が歌ってるみたいなね。そこから始まって、ソロが続くけど、本当のそれぞれの癖が出てて、レコーディングでも苦労した場面がたくさん思い出されました」