政治そのほか速
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NHKで3月30日スタートの連続テレビ小説『まれ』(月~土 前8:00 総合ほか)の第1週「魔女姫バースデーケーキ」の完成試写会が9日、東京・渋谷の同局で行われた。ヒロイン・津村希(まれ)役で主演する土屋太鳳、希の子供時代を演じる子役の松本来夢(まつもと・らむ)、希の父・徹役の大泉洋、母・藍子役の常盤貴子らが、撮影時のエピソードや放送開始を間近に控えての心境などを語った。
第1週は小学5年生の希が、東京で事業に失敗した父と母、弟・一徹(木村聖哉)とともに、夜逃げ同然に能登の小さな漁村に越してきた最初の出会いが描かれる。一山当てることばかり考えてまっとうな道を歩めない父親に対して「地道にコツコツ働いて」と諭し、「よそ者」と言われても村になじもうと悪戦苦闘するヒロインを熱演したのが、11歳の松本だ。
劇中の演技巧者ぶりもさることながら、会見でも「本日はご観覧いただき、ありがとうございます。きょうここで改めてスタッフ、関係者の皆さんの愛情を感じました。現場での優しさを思い出すと感謝の気持ちでいっぱいです」とあいさつし、喝采を浴びていた。
そんな松本の姿に「本当に私がダメな大人に感じられまして、言いたいことがどんどん言えなくなっていくと」と大泉はタジタジ。松本が「大泉さんとギュッと抱き合うシーンでは、本当のお父さんみたいだなと思いました」と語るのを、大泉は泣いているふりをしながら聞いていた。
さらに、「私のお姉ちゃんになってほしい」という松本の殺し文句に土屋もノックアウト。土屋は、1週目は第6回のラストシーンに登場するだけだが、「2週目の希は背も小さくて、ちんちくりんだなって思われるかもしれませんが…」と自虐的なコメントで笑わせたり、「あんまり身長が変わらないんですよ」と立ち上がって松本と身長差があまりないことを自らアピールして、会見を盛り上げていた。
第1週はとくに、昨年9月・10月に能登でのロケ撮影したシーンが多く使われており、土屋は「地元の方々にたくさん愛情をいただいて撮影していました。『能登は優しさ土までも』という言葉があるんですけど、その言葉そのもののロケでした」と感謝しながら、「ちび希ちゃんがすごくすてきなスタートを切ってくれた。しっかり引き継いでいきたい」と気持ちを新たにしていた。