政治そのほか速
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あす18日、テレビ朝日系人気刑事ドラマ『相棒season13』の最終回が午後8時から2時間スペシャルで放送される。タイトルは「ダークナイト」。脚本・輿水泰弘氏、監督・和泉聖治氏の“鉄板”コンビで贈る。すでに周知のとおり、この最終回のエピソードをもって、警視庁特命係・杉下右京(水谷豊)の“相棒”を3年にわたって務めてきた甲斐享(成宮寛貴)が何らかの形で特命係を“卒業”する。
そのほかの最終回場面写真
最終回の撮影も終わりに近い時期に行われた取材会で、水谷が「一つだけ言っておくと、僕がもし、杉下右京でなかったとしたら泣いただろうなと思いました。ただ、右京は泣くわけにいきませんので泣きませんでしたけど…。そんな感じです」と意味深なことを言っていたが、果たして…。
■最終回のあらすじ
「ダークナイト」と呼ばれる人物が世間を騒がせていた。ここ2年半の間に暴力団をはじめとする社会的に話題となった事件の犯罪者たちを次々に独自の正義感で制裁する人物だ。殺すには至らないがそれなりの重傷を負わせ、闇のヒーローとして世間から喝采を浴びていた。右京はダークナイトを「間違った正義」だとして好感をもてない様子でいた。
ある日、都議会議員の辻堂匡臣(岡崎宏)が殺害される事件が発生。鑑識課の米沢(六角精児)の話によると、殺された辻堂の死因は行き過ぎた暴行による内臓破裂だった。現場の警備員の目撃証言から、逃走犯の独特の服装からこの事件はダークナイトの犯行と思われた。
「とうとうダークナイトが人を殺した」という捜査一課の伊丹(川原和久)や芹沢(山中崇史)らの見解に対し、今回の殺人事件はダークナイトの模倣犯の仕業だと主張する享。これまでのダークナイトの犯行が、最初の一撃で急所を捉え、ほどほどに痛めつけるというものであったのに対し、今回は執拗(しつよう)に殴る蹴るという行き過ぎた暴行の末、殺してしまったことから、人間を殴り慣れていない人物、つまりは別人ではないかと推測されるからだ。
過剰な暴行で、恐らく本当の犯人自身も負傷していると推理した右京と享は、都内の医療機関を調べあげ、種村和真(瀧川英次)という人物にたどりつく。翌日、訪ねて行った特命係ふたりに種村は自分こそがダークナイトだと告白する。種村の自宅からダークナイトの服装が押収され、種村が自身こそがダークナイトであることを認めているにもかかわらず、納得のいかない享は、種村はやはり模倣犯ではないかと主張。それを証明するために独自に調査を始める。時おなじくしてその頃、身柄を拘束されていた種村が地検の支部から逃走。右京は種村の行方を追うが、その種村が何者かに襲われ、緊急病院に搬送される。