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※喫茶店の日にこそ思い出す、あの思い出…。
本日4月13日は喫茶店の日。ところで、今は皆無と言っていいほど見かけなくなった“ノーパン喫茶”はいずこへ?
■ノーパン喫茶はもはや過去の産物
4月13日は、東京・上野に日本初の喫茶店「可否茶館」が開業したことから、喫茶店の日に認定。雰囲気のある喫茶店でコーヒーを一杯、なんてノスタルジックな想いに耽るのも一興。はたまた、違った意味で昔を懐かしむ、ノーパン喫茶に行くのもよし、とはいかない。なぜなら、ノーパン喫茶は風俗営業法の改訂によって、今や皆無状態なのだ。
■70年~80年にかけて大ブームに
ノーパン喫茶は1978年、京都で誕生したといわれ、従業員が下着を履かないという喫茶店。当初は短いスカートにパンティを履かないで接客するという単純なものだった。「スカートの中をなんとかして見たい!」そんな淡い男心をくすぐった新しい喫茶店は瞬く間に浸透。最盛期には日本全国で800店舗以上が存在したとされていたと言われている。
■性的ワークへの素人参入の起源?
店舗が増えれば、競争は激化するのは世の常。次第に上半身も乳房を露にし、床を鏡張りにするなど工夫がこらされるように。さらに、パンティを履かないだけというハードルの低さに素人が性的ワークを選択しやすくなったという影響も。いわば、現在すっかり定着した“素人”ジャンルの発祥と言っても過言ではない。
■男のロマンは脈々と
一代ブームを作り上げ、社会にもただならぬ影響を与えたノーパン喫茶だが、最盛期を迎えていた1984年の改正風俗営業法の施行により、営業が認められなくなり、結果現在ではその名前を見ることもなくなってしまっている。しかし、ノーパン喫茶はなくなったものの、それを起源として、ノーパンしゃぶしゃぶ、ノーパン焼肉など、形態を変えながら脈々と現代にまで受け継がれているのは当然のこと。純喫茶でそんな昔話を思い出しながら、ノーパン○○なお店の検索をかけるのも、ひとつではなかろうか。
文/新井華子