大ヒット海外ドラマ「セックス・アンド・ザ・シティ」の脚本家が制作陣に入ったドラマ『キャシーのbig　C－いま私にできることー』が、4月1日（水）より（BSプレミアム毎週水曜23:15～23:45）放送スタートすることがわかった。4日、渋谷の同局で試写会と会見が行われ、主人公キャシ―の吹き替えを担当する戸田恵子が登壇した。
　
　同作品は、ある日、余命わずかと宣告された主人公・キャシーのせつなくて、おかしくて、最後には涙がとまらなくなる異色のハートフルドラマ。タイトルの“big　C”とは、「がん」(英語でcancer)を意味するスラング（俗語）のこと。脚本家が自らの経験をもとに、妻として、母として、ひとりの女性として、人生を見つめ直すキャシーの姿をスパイスの効いたユーモア交えながら描いていく。キャシーを演じたローラ・リニーは、同作品でゴールデングローブ賞、エミー賞ともに主演女優賞を受賞した実力派。また、冒頭には、「セックス・アンド・ザ・シティ」でミランダ役を演じたシンシア・ニクソンもチラッと登場する。
　
　戸田は、「映画の吹き替えなどでは、癌とか重病の患者の話しはたくさんあるんですけれども、連続もので、題材にしているのは本当にまれな事で、私自身は初めての経験になります。よくぞ私を起用していただいたというくらい、大変光栄に思っております」とあいさつ。
　
　主人公のキャシーについて、「キャシーはよくしゃべります。もの凄くアクティブにしゃべっているので、実質問題、しゃべる作業が大変だなという感じで毎週やらせていただいております。声優陣、全員それぞれの役を楽しんでやらせていただいておりますし、何よりも私たちが次の台本を毎週楽しみにしている感じで、物語がどうなっていくのか、今一緒に楽しみにやらせていただいております。とにかく重いテーマですけれども、コミカルに明るく描かれている作品でもあり、しかし、書かれている問題は大きくて、毎週涙なくしてはいられないという様な吹き替えの現場であります。しかし、ただ悲しいだけじゃないお話なので、沢山の人に見ていただけたら」と語った。
　
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