政治そのほか速
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【AFP=時事】チュニジアのベジ・カイドセブシ(Beij Caid Essebsi)大統領は、仏写真週刊誌の電子版が21日に掲載したインタビューの中で、チュニジアの首都チュニス(Tunis)の国立博物館で今月18日に起きた襲撃事件に関連して治安上の「不手際」があったことを認めた。
「死ぬまでテロと戦う」、チュニジア大統領が明言
カイドセブシ大統領は仏写真週刊誌パリ・マッチ(Paris Match)に対し、「警察と情報当局は、博物館の安全を確保する上で十分に機能していなかった」と語った。
一方、制憲議会のアブデルファタフ・ムールー(Abdelfattah Mourou)副議長は20日、博物館とその近くにある議会議事堂の警備員らは事件発生当時、コーヒーを飲んでいたと明らかにしていた。
副議長はAFPに対し、「事件当時、議会周辺の警備にあたる警官はわずか4人だった。そのうち2人はカフェにおり、もう1人は軽食を取っているところだった。残る1人は出勤しなかった」と述べた。【翻訳編集】 AFPBB News
がんは不治の病ではない。研究の現場を訪ね歩くと、そう感じる。アプローチは1つではない。治療法はあらゆる角度から進化している。研究者たちのほとばしる熱意を感じてほしい──。
がんは、特定の遺伝子変異が積み重なることで発症する。食習慣や発がん物質への暴露などの環境因子や生命活動の中で生じる化学反応により、後天的に変異が生じるケースがほとんどだ。しかし「がん患者の1割程度は、生まれつきの遺伝子変異が大きな要因となっている可能性がある」と埼玉県立がんセンターの赤木究医師はいう。
ヒトはそれぞれの両親から遺伝子セットを受け継ぐので、同じ役割の遺伝子を2つ持っている。例えば、がん抑制遺伝子として有名な「p53遺伝子」は、2つとも正常であれば、がん化する細胞を自死(アポトーシス)へと誘導する働きがある。しかし、変異により機能が失われると自死が誘導されにくくなり、がんが生じやすくなる。
こうした変異を両親のどちらか一方から受け継いだ場合は、正常な2つを持つ人たちに比べ、若くしてがんを発症しやすい。また、体中の細胞に変異が伝わっているため、さまざまな臓器でがんを発症する可能性がある。それに加え、タバコなどの環境因子が加わることにより、変異の蓄積が加速され、発症も加速してしまう。
これまでに、特定のがんとの関係が深い原因遺伝子が多く判明している。その原因遺伝子に変異があれば、特定の臓器がんを発症しやすくなる。
そのうち最も頻度が高いものにリンチ症候群(HNPCC)がある。大腸がんや子宮体がんなどの発症リスクが高まる疾患だ。日本の大腸がん患者総数は約23万人だが、このうち1~5%がリンチ症候群だという。その多くは40代前後に発症し、多発することもある。
恐ろしい疾患だが、がんが大きくなる前のポリープ段階で、そのたびに内視鏡で取り除けば重大事は避けられる。埼玉県立がんセンターでは、リンチ症候群が判明した人には年1回の大腸内視鏡検診、女性にはさらに1~2年に1回の子宮体がん検診を勧めている。
これらの遺伝子診断の役割は、「遺伝性がん」体質を確認し、適切な予防を実施すること。一般的にみられるがんでは、残念ながらこうした予測はできないが、遺伝子とがん発症に関する解析がさらに進めば、より多くの遺伝性のリスクが明らかになるだろう。
■数時間、数万円で全ゲノム解析へ
これまでに解説してきた「個人のがん体質を決めている遺伝子の変化を調べる技術」は、実際の治療の際に、がん細胞の性質を調べることにも利用されている。…
大塚家具 <8186> の委任状争奪戦(プロキシーファイト)が激しさを増している。過去もプロキシーファイトとなる事例は何件かあったが、今回は何が異なるのか、過去の事例と比較して見ていく。
■サッポロHD vs スティール・パートナーズ
過去に起きたプロキシーファイトとして、2007年にビールメーカーのサッポロHD <2501> と、米系投資ファンドであるスティール・パートナーズの間で起こった例がある。
2006年からサッポロHD株の買い増しを進めていたスティール・パートナーズに対し、サッポロHDはスティール・パートナーズによる買収を防ぐために、2007年3月の株主総会を前に、新買収防衛策の導入提案を取締役会で決めた。
一方、スティール・パートナーズは、サッポロHD株の買収を進めたい狙いから、新買収防衛策に反対し、反対に賛同する委任状の送付を行った。結局、2007年3月の株主総会では会社提案の新買収防衛策は承認される一方、スティール・パートナーズの株主提案は否決され、サッポロHD側が勝利を収めている。
その後、2010年の株主総会の際にも、サッポロHDとスティール・パートナーズでは取締役選任に関して違った提案が出されたが、この時もサッポロHD側の提案が可決され、スティール・パートナーズの提案は否決されている。
サッポロHDとスティール・パートナーズの間に起こったプロキシーファイトは、会社の支配権をめぐって外部の投資ファンドが買収をかけ、それに反対する内部の現経営陣との間で起こった事例と言える。
■アデランスHD vs スティール・パートナーズ
サッポロHD相手のプロキシーファイトでは敗れたスティール・パートナーズであるが、2009年に起きたアデランスHD <8170> に対するプロキシーファイトでは勝利を収めている。
2009年5月末の株主総会時点でアデランスHDの26.7%の株式を保有していた米スティール・パートナーズは、株主提案として取締役の選任を提案。一方、米スティール・パートナーズの提案に反対するアデランスHDは、国内投資ファンドのユニゾン・キャピタルと組み、取締役の選任提案を提出した。
この取締役選任案に対するプロキシーファイトが行われ、結果、米スティール・パートナーズが提案した8人の取締役は8人全員が選任された一方、会社側提案のうち、ユニゾン・キャピタルが送り込んだ3名の取締役は全員否決された。…
大阪ミナミは道頓堀のメーンストリートに位置する商業ビル『中座くいだおれビル』が、香港系の外資ファンド「ダイナスティ・ホールディング・インターナショナル」に買収されたことが3月3日に明らかになった。
同ビルは飲食店や小劇場が入り、正面にはグリコネオンと並ぶ道頓堀のシンボル『くいだおれ太郎』の人形が鎮座し、人気の撮影ポイントになっている。買収価格は推定約100億円。
「現在のオーナーがビルを買い取った時の価格は約60億円。ここ数年、複数企業による買収の噂が飛び交っていましたが、結局、外資に持って行かれたといった具合です」(地元記者)
ダイナスティ側は買収の理由を「アジア圏向けの観光スポットに改装すれば非常に魅力的」と説明している。近年、道頓堀は中国・韓国系観光客の増加が著しく、今回の買収劇はそれを象徴する出来事といえそうだ。しかし、折しも今年は「道頓堀400年」の記念の年。年間を通じてさまざまなイベントが準備されているだけに、地元の表情は複雑。
「今、(藤山)寛美先生や『買えるもんなら私が買いたい』と言うてはったミヤコ蝶々先生が生きてたらどない思うでしょうね…」
法善寺横丁の飲食店主はこう言って溜め息をつく。
気になる今後に関しては『くいだおれ太郎』はひとまず存続、テナントは「観光客のニーズを調査し、それを基に各テナントの契約終了を待って入れ替えを検討する」(関係者)という。
そのテナントの内の一軒がこう語る。
「すぐに出て行けとはならんやろうけど、買収額が家賃に跳ね返ってくるのはほぼ確実。そうなれば出て行かざるを得ん状況になるかも…」
今後も波紋を呼びそうだ。
本家/.「”Open Well-Tempered Clavier” Project Complete; Score and Recording Online」より
オープンソースの楽譜作成ソフトウェアMuseScoreとピアニストのKimiko Ishizaka氏による、バッハの平均律クラヴィーア曲集第1巻全曲を新規録音してデジタル楽譜とともにパブリックドメイン(CC0)で公開する「Open Well-Tempered Clavier」プロジェクトが完成。作品がWebサイトで公開された。同チームが2012年に完成させた「Open Goldberg Variations」はWikipediaでゴールドベルク変奏曲の記事を始めとしてバッハに関する記事を大幅に充実させ、視覚障害者のために点字の楽譜を提供するなど、文化的な意義を示した。今回の録音も既に音楽評論家から好意的な評価を得ている。プロジェクトは900人を超える支援者から合計44,083ドルの資金をKickstarterで調達して実現された。