政治そのほか速
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[ロンドン 15日 ロイター] – 国際エネルギー機関(IEA)は15日公表した月報で、原油需要は高まる兆しが見られるが、石油輸出国機構(OPEC)の供給が増えており、需給の引き締まりは予想よりも後ずれする可能性があるとの見方を示した。
2015年の世界の原油需要の伸びは日量108万バレルになるとして、予想を9万バレル引き上げた。今年の原油需要は平均日量9360万バレルとした。
ただ供給についても3月のOPECの産油量は3102万バレルと約2年ぶりの高水準になったとしている。
イランの核開発問題をめぐる協議がまとまれば、制裁が緩和され同国の原油生産が増える可能性がある。またイランが市場に復帰する前にシェアを確保しようと生産を増やす動きが見られるという。
世界的な原油需要は予想を上回っているが、供給も増える形となっている。IEAは「均衡を探る市場の動きはまだ初期の段階だ」と分析し、需給の引き締まりは予想よりも先になるとの見方を示した。
これまでは米国で供給の伸びが鈍り、低価格により原油需要が増えるとして今年下期に需給がひっ迫すると予想していた。
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[ニューヨーク 14日 ロイター] – ニューヨークで14日、白人警察官による黒人男性射殺に抗議した250人規模のデモがあり、参加者のうち少なくとも12人が逮捕された。
「警察による殺人を止めさせろ」などと書かれたプラカードを持った参加者らは、抗議活動が全米に広がることを訴えつつ、警官隊と対峙しながらブルックリン橋を行進した。警官隊との小競り合いのあと、逮捕された参加者のなかには、ティーンエージャーもいたとみられている。
デモのきっかけとなったのは、サウスカロライナ州で4月4日に起きた事件。丸腰の黒人男性が、白人の警官によって後ろから射殺された。その様子はビデオに収められ、射殺した警察官は殺人容疑で逮捕されている。
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[ワシントン 14日 ロイター] – オバマ米大統領は14日、キューバのテロ支援国家指定を解除する方針を議会に伝え、指定解除に必要な文書を議会に提出した。米ホワイトハウスが発表した。
国交正常化に向けた大きな障害の一つが取り除かれた。オバマ大統領とキューバのカストロ国家評議会議長は11日、訪問先のパナマ市で約1時間にわたって会談。断交後初の両国首脳による会談が実現した。
オバマ大統領は昨年12月、キューバと国交正常化交渉を開始すると発表していた。テロ支援国家指定解除は、キューバ政府が強く求めていた。
ホワイトハウスは、発表した声明のなかで「米国務長官は、情報機関が提供した記録などを慎重に検討した結果、キューバがテロ支援国家指定解除の条件を満たしているとの結論に達した」などと説明した。
米議会は今後45日以内にテロ支援国家指定解除の是非をめぐり審議するが、議会が指定解除を阻止する可能性は極めて低いとみられる。
テロ支援国家指定が解除されれば、キューバへの経済制裁の一部は撤廃される。ただ、より広範囲な米国の対キューバ禁輸措置は、米議会が廃止を可決しない限り、今後も続くことになる。テロ支援国家には現在、キューバ以外では、イランとスーダン、シリアが指定されている。
ホワイトハウスは声明で、キューバ政府との間に引き続き見解の違いなどは存在するとしつつも、「多岐にわたるキューバの政策や行動に対する米国の懸念は、キューバのテロ支援国家指定を解除すべきかどうかの判断基準には含まれない」とした。
*内容を追加し、写真を差し替えました。
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2015年4月15日、中国・参考消息(電子版)によると、F1中国GP決勝(12日)のレース後の表彰式で、レースクイーンの顔にシャンパンを浴びせかけたルイス・ハミルトン(英国)の行為に、インターネットなどで非難が集中している。
【その他の写真】
ハミルトンの行為について、ドイツメディアは、「性差別や男性中心主義によるものと捉える声が少なくない」と批判。英紙デイリー・メールも、「利己的で思いやりのない振る舞い」とする反性差別団体代表のコメントを掲載し、インターネット上でも「英国の恥だ」などと非難する声が上がっていると伝えた。
中国のインターネット上でも、「シャンパンの瓶を奪い、彼の顔にかけ、どんな気持か聞いてみるといい」「下劣だ」「シャンパンファイトは表彰台に上がった選手やチーム同士でかけあって喜びを示すもの。やり過ぎだ」などと物議を醸している。(翻訳・編集/柳川)
韓国のアシアナ航空機が14日夜、広島空港に着陸直後、滑走路から外れる事故を起こしたことを受け、韓国国土交通部は同日、原因究明などのため事故調査官ら8人を緊急に現場に派遣すると表明した。韓国メディアの報道として、中国新聞網が15日伝えた。
乗客約70人、乗員8人を乗せた韓国仁川発のアシアナ機(エアバスA320)が14日夜、広島空港で事故を起こし、20人余りが負傷した。事故後、全員が脱出し、死者は出ていない。
日本国土交通省の調査によると、同機は着陸時、滑走路の手前にあるフェンス状の無線アンテナ(高さ6.4メートル)に衝突したとみられ、これによってコントロールを失った可能性がある。
(編集翻訳 恩田有紀)